アイヌの差別用語をそうと知らずネタに用いてしまった芸人が謝罪した。
内容はかなり誠実な物なのに、画像でツイートしたことのみに触れてそれは悪と脊髄反射で叩いてる人間が多くて呆れた。
いやさ、でけー会社とか、バックに大きな事務所が付いてる売れっ子芸人とかが同じことをやって叩かれるのはわかるよ。
そういうところが本気を出せば個人サイトのバッシング記事なんかは消させることができるだろうし、いやなんなら個人でないニュースサイトからも消させることができるかもしれないし、そもそも検索結果をいじる事だってできるだろう。
別にそんなことしなくたって、規模の大きい組織が活動し続けていればいずれ他の情報で埋もれるだろう。
そこで最後まで扱いに困るのは、自分たちの領域のどこかに置かざるを得ない「謝罪文」だ。
だからこそ謝罪文から本題を辿られるのを嫌って画像でツイートする。そうして謝罪にアクセスし辛くする。
じゃあ大して売れてない芸人はどうだよ。
事務所からも大して守ってもらえないだろうその辺の芸人はどうだよ。
ただでさえ「加害」の情報で本人の検索結果は埋め尽くされてるだろう、そしてそれはこの先も大きくは変わらないだろう、そんな中で謝罪にアクセスし辛くするメリットなんかない。デメリットですらある。
じゃあなんでそんなことをするのかって言えば「せめて手書きで、自分の言葉で、誠意を伝えたかった」以外にないだろうがよ。
謝罪文をちゃんと読んだか?ただ手書きってことじゃなく、テンプレでもなく、自分の言葉で書かれていることは読み取れるはずだ。
結果的にアクセスし辛くなってることは短慮だしバカだよ、しかしそこにはメリットなんかない。
少し考えれば力のない個人に「画像ツイ=悪」メソッドが適用されるわけではないことがわかるはずだ。
自分の言葉で自分の意思を伝えると言うのは人として正しい誠意の示し方だろうがよ。
そんな簡単なことも分からず脊髄反射で「正しい謝り方(笑)」を口にする奴に腹が立つ。
あーむかつく。