https://news.livedoor.com/article/detail/19513038/
これを読んで、とても悲しくなった。
この死んだ人は時代に取り残されて、自分の時はある時期から止まって
それ故、バイトから抜け出せないし趣味もアップデートできない、そんな金銭的余裕もなかったのかもしれない。
時代に取り残されていく自分を思いながらも日々時を重ねて、孤独死。
結局どうだかだなんて本人以外分からないのだけど、この記事では彼を幸せであったと評する。
はてブとかの反応を見ると、勝手に決めつけんなとかいう意見もありながら
こういう生き方、死に方に好意的とかあこがれを持つ人が相応にいる様だ。
わからない。
何が幸せなんだろう。
自分自身も40代も直前となったここ数年を振り返る大学を卒業して就職、
それから30位までは環境の変化とか立場の変化もあって時代とともに進んでいる気がしていた。
だけどここ数年は何も変わらず、今の立場、今の状況に足踏みをしている気がする。
仕事もそれはそれで経験を重ねるたびに小器用に立ち回れるようにもなった。
だけど、趣味だとか興味が徐々に新しいものに向かなくなって、インスタとかtiktokとかまぁやらないよね。
思考とかもそうだ。経年を経て自分の思考が熟成されていった感があったのは30位まで。
そこからは何も変わらない。日々を消化して、過去を見て徐々に足踏みをしていく。
人それぞれとはいえ、徐々にそうなっていくんだろう。
そういう状況を実感している中にこの記事を読み、他人ごとではないなと思う。
自分自身、そこまで結婚を望まなかったけど、これでもう自分の世界が変わる契機ってないなぁ、と。
40前にしてこう思うのは早いとも思うけど、未来ってのが見えないというか、現在を淡々と過去にしていくというか。
そうして徐々に徐々に、時代に取り残されて、いつかはこんな孤独死をするのか。
なんだろうなぁ、追いつくために頑張る気もしないし、死にたいほどの絶望もないし、ただ生きることを消化する日々。
消化する日々の輝きは徐々に薄れて、これ以上に無味乾燥になり、時代から取り残されるとどうなるんだろう、どう思うんだろう。
なんだろうなぁ。