今はしがないビルメンをしてるんだが、便所の糞抜きをしてて「この先、ずっとこれか」と思うと暗い気分になる。
元機械屋の先輩や、元電力会社の上司の下で学べる事も多くて、いろいろ教われるのは楽しい反面、電気も機械にも正直あんまり興味が持てない。最初はわからないことだらけで、気持ちがいっぱいいっぱいなだけかと思ったが、どうやら勤務二年目にして、設備自体あまり好きじゃないことに気づいた。
その代わり、今の職場はプログラミングの楽しさに気づけるきっかけになった。
機械の点検後にチェック表をExcelのファイル上で一つ一つプルダウンメニューを押して「異常なし」を選択して点検済みにする慣習的にやっている業務がある。
異常があった場合は事細かに記載するのだが、基本的に異常がないことが多い。
ひとつの機械につき、点検項目が5つほどあるので、全ての点検項目に「異常なし」を選ぶと1時間近くかかる。
最初はコピペをしていたが、年配の設備員がコピー&ペーストを扱いきれないのを見て、VBAで一括入力できるようにした。
これが周りにすごい感謝された。なんせ今まで1時間掛かってた作業が10秒で終わるのだ。
作っていてとても楽しかった。
もし俺がIT業界に転職するなら今がラストチャンスな気がする。
そこで職業訓練に行って、インフラからプログラミングまで片っ端から触れて、進むべき道を選ぶか、さっさと未経験歓迎のSESに潜り込んで実務経験を積む方が良いのか、どちらを選べばいいのか迷ってる。
今の仕事で老後までなんとか食っていけると思うなら辞めるのは止めておけ。IT系は趣味にしておけ。
当初は老後まで働けると思ったんだよね。 しかしビル設備って段々新しくなってきてて、バルブの切り替えはボタン1つで出来るから昔だったら6人はいないとダメだったようなビルでも...