2020-10-29

増田は夜の町の灯り

前置き

我が子が発達障害なのである

書くと長いので省略するが、色々しんどいこともある。

だがしかし今日はその話ではなく、私の話をする。

憩いのひろば

日頃の鬱々とした気分を晴らすために、週に1〜2度、主に週末の夜、子供を寝かしつけた後に家を抜け出していた。向かうのは近所の高台にある公園だ。

昼間は散歩するご老人や犬の散歩する人々もいるが、夜は誰もいない。田舎の山沿いの住宅地なので、住民以外に通り掛かる人もいない。

その誰もいない高台公園水筒お茶を飲みながら(贅沢したい日は缶コーヒーを買って飲みながら)夜景を眺めるのだ。

田舎住宅地夜景なので、住宅の明かりと、その向こうの田んぼの暗闇と、更にその向こうの国道沿いの靴屋の明かりくらいしか見えないがそれでも十分だった。ただ一人でぼーっと見ていられたらそれで良かった。

楽園追放

2ヶ月ほど前、その日も私は高台公園に向かっていた。いつものように公園に向かう階段を登り始めた途端、階段脇の植え込みで突然ガサガサッ!と大きな音がした。続いて、「ブフォーッ」何か大きな獣の鼻息が。

多分イノシシだ。メイビー イノシシプロブリー、の方がいいか。とにかくイノシシだろう。私はじりじりと後退りし、そのまま家に逃げ帰った。

そういえば役場からイノシシ出没のお知らせはあった。でも出没地点は町の反対側で離れていたので油断していた。甘かった。

その後

憩いの場をイノシシに奪われ、週末に出かけることもなくなった。その結果、まず

・4キロ痩せた

驚きのダイエット効果イノシシダイエットと名付ける。ご存知でしたか

食事作るのが遅くなる

前なら弁当作るのに一時間あれば出来ていたのが1時間半〜2時間かかるようになってしまった。一度に複数作業やるのがしんどいかぼちゃが煮込まれるのをぼーっと待っていたりする。夕食も同じく。こうして文章に書いてみると何が悪いのかわかりやすいので、事細かに作業内容を書き出して作業スケジュールを組んでみることにする。

その後のその後

夜、外に出られないのでベランダから星を見てみた。大きな赤い星が見えた。火星かな?でもあの方向には見えないのでは…と思ってよく見たら飛行機だった。

最後

こうやって文章に書くとと少し気が楽になった気がする。増田は夜の町の灯りのようだ。

イノシシを倒したらまた書き込もうと思う。

それまで灯りが絶えませんように。

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