2020-09-23

手編みの靴下を履こう

涼しくなってきたので暖かい靴下を履きましょう。

手編みのウール靴下の優れている点を挙げます

丈夫

一般的市販靴下と比べて5倍くらいの回数履いて洗濯を繰り返してもまだまだ履ける。

毛玉ができたりかかとが少しフェルト化したりする程度。

市販靴下は伸縮性を出すためにポリウレタンや天然ゴムゴム糸が編み込まれていて

洗濯を繰り返すうちにこれが劣化して機能しなくなり、ビローンと伸びっぱなしになるのだが

手編み靴下ゴムを編みこまなくてもフィットするように作ることが出来るのでこの問題が無いのだ。

あたたかいけどあまり蒸れない

ウールはあたたかい。ほどよい吸湿性もあるので蒸れない。

フィット感がすごい

手編みの靴下は、ゴムが入っている市販靴下に比べて伸縮性があまりない。

特に縦方向にはほとんど伸びないのでサイズ選びは大切だが、サイズが合っていれば

ゴムの締め付けが無いにもかかわらず足にピタリフィットして気持ちが良い。

特にオススメしたいのは「三角マチ」があるタイプの手編み靴下だ。

これは無印良品直角靴下元ネタになった靴下の編み方で、くるぶしの下のあたりから足の側面にかけて

三角形のマチを作ってある。これがあることで、靴下ゴムの力で無理やり足に沿わせるのではなく

靴下の形自体が立体的に足にフィットする。

この靴下は中にわたを詰めたとしたら、つま先が薄く甲が分厚く、丸く飛び出たかかとがある、人間の足の形になるのだ。

市販靴下にわたを詰めたところを想像してみてほしい。

人間の足の形とはだいぶ違うブーメランのような形にならないだろうか?

余談だが無印良品直角靴下はかかとこそ一般的靴下よりは立体的になっているものの、

この三角マチを再現していないのでなんとも中途半端ものになってしまっていると思う。

穴が開いても補修して履きやす

最近は衣類に空いた穴を敢えて目立つ色の糸で可愛らしく繕う「ダーニング」という手芸流行っているらしい。

編み物をするよりははるか簡単なこの方法で、靴下を補修することができる。

手編みの靴下雰囲気によく合うので、ダーニングで補修した部分もまた可愛くて愛着がわく。

編むのが楽しい

できれば自分で編めるようになってほしい。欧米を中心に、靴下編みを趣味とする人は多いので

多種多様靴下用の毛糸が売られている。シーズンごとの新色が出るたびに糸を買ってしまい、

編むのが追いつかないくらいだ。気に入った糸で、好きな編み方で、自分にぴったりのサイズ靴下

編むのはとても楽しい。ただし向き不向きがあるので、編もうとしてみて挫折したとしても手編みの靴下のことは

嫌いにならないでほしい。

ネットショップで手編み靴下を売っている人も沢山いるので(サイズオーダーも受けてくれたりする)買ってみてほしい。

以上。足をあたためて良い秋冬を過ごしましょう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん