貝印の「脇毛を剃る自由」の広告が某番組で特集されていて、たまたま見てた。
初っぱなから「ワキ毛」の極太フォントに悪意を感じて嫌な予感はしたが、実際脇毛を剃らずに活動しているYoutuber女性が二組コメントして、あとは広告に対して肯定的な意見をいくつかピックアップしといて結局最後はスタジオの女性陣も街頭インタビューに出た人達に否定しまくり。
というか広告に対しては「こういうのもカッコイイのかな~?」「時代には合ってると思う」と言っていた街頭インタビューの女性達も自分がやるかって聞かれたら笑いながら嫌!私はやらない!つってて何の意味があるんだよこのインタビュー。
いやいいんだよ。剃らない自由があるなら剃る自由もある。剃りたいから剃るのも、彼氏が剃った方がいいって言うから剃るのも自由だ。肯定も否定もあっていい。肌にダメージがない人は剃ったらいい。ノースリーブ着て運動したいから剃るのもいい。逆に何かしらの意思で絶対剃らないのも自由だろう。
ただ脇毛剃らない事をネタにしてるYoutuberにだけ取材してんのがダメ。
肌が弱くて剃りたくても金属アレルギーでカミソリ負けするから剃れない、あるいは他人に不快感与えないためだけに無理して剃って肌がボロボロの女性や自分の意思でピッカピカに剃ってる男性も取材すべきだ。
あの広告は「自分は他人とは違う」と豪語する自意識過剰のためにあるんじゃなくて剃りたくても理由があって剃れない、剃らないで「不潔だ」と言われるのを恐れて夏場も肌を出せない人達に向けてのメッセージだと思っている。
つかスタジオのコメンテーターの意見がトンチキすぎ。広告だから見せてるんであって生えてようが生えてまいがわざわざノースリーブ着て腕上げたまま歩くバカいないから。
閉じた所に生えてる毛を見せるのはちょっと~って、趣旨ずれてる。誰も生やして見せつけようなんて言ってない。
あと以前何かの増田でも言われてた気がするけどなんでもかんでも「外国ではこう」って比較するのマジで恥ずかしいからやめなよと思う。