anan表紙問題で「お?フェミはanan表紙に抗議しないのか?」ってのは「whataboutismですよね」って言われて当然ですね。だってそうだもん。
人には興味・関心のキャパシティがあり、すべての社会不正義に対して声をあげるなんて無理なんですよ。
この「人には興味・関心のキャパシティがあるよね」って話、べつに何も難しくなくて、当然の話ですよね。そりゃそうですよ。
キャパシティが大きい・小さいの差こそあれ、誰だって「すべての社会不正義に対して声を上げて行動する」ことはできやしない。
当事者だったり、当事者と親密だったり、何らかの理由で「この問題をなんとかしなくては」って思った人が声をあげてるんですよ。
フェミニズムもそうで、女性だったり、何らかの理由で「男女同権を目指さなくちゃ」って思った人が行動してるわけですよね。
それに対して「男性の権利が侵された際にも声をあげないのはダブスタだ」っていうのは無茶苦茶ですよ。
まったく同じ理屈で、フェミニストを表明していない人に対して「男女同権に興味がないのか、男女同権を実現するために行動をしないやつは差別主義者だ」みたいなのも無理筋ですよ。
それを忘れると、安易に「お前はこの問題には抗議するくせに、この問題に抗議しないのか、行動しないのか、ダブスタじゃねえか」の沼に落ちます。
anan表紙問題に戻ると、表現の自由側(かどうかは分からないけど便宜上こう書きます)からの発言を取り上げると
「お?フェミはanan表紙に抗議しないのか?」とダブスタ批判する
→ フェミニストが男性の権利を守ることに強い興味関心を持って行動するとなぜ思った?お手本のようなwhataboutismですね。
「anan表紙に問題がなく抗議もしない」も、「anan表紙には問題があるが抗議しない」も成立します。
「ちなみにフェミはanan表紙については問題があると思うか?」とダブスタではないかと問いかける
→ 「文脈が違うので、これは問題ない」あるいは「どちらも問題である」ならば、ダブスタじゃないですよね。
「文脈が違うため、宇崎ちゃん界隈では問題があるので抗議し、anan表紙では問題がなく抗議もしません」「どちらも問題であるが、宇崎ちゃん界隈では抗議し、anan表紙では抗議しません」はどちらもダブスタではないんですよ。
逆に、フェミニスト側(かどうかは分からないけど便宜上こう書きます)からの発言を取り上げると
→ 今回は、「フェミは抗議しないんですか?」って言ってる人たちの大半が「宇崎ちゃんもanan表紙も問題ないと思うけど、宇崎ちゃんのときに騒いでたフェミの人たちは抗議しないの?ダブスタでは?」なので、そりゃ自分たちでは抗議しないよね。anan表紙、問題ないって言ってるんだもん。
「別にanan表紙が問題と思ってない人が意趣返しでやってるだけでは??」
→ 基本的には「宇崎ちゃんはダメでanan表紙はOKな人を炙り出して、不整合をついてダブスタを切り捨てよう」って意図ですよね。勝手な決めつけですけど、たぶんそうですよね。違ったらすみません。
さて、それを単なる意趣返しとみるか、「表現の自由を守るために、規制を唱える人の不整合を批判して、宇崎ちゃんもanan表紙もどちらも問題ないと主張したい」とみるか。私はどっちの立場の人もいると思いますよ。
anan表紙の論点まとめをしたいわけではないのでこのくらいにしますが、要するに
「人には興味・関心のキャパシティがあることを忘れないでね!」
あっそ
まったく同じ理屈で、フェミニストを表明していない人に対して「男女同権に興味がないのか、男女同権を実現するために行動をしないやつは差別主義者だ」みたいなのも無理筋ですよ...
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創作は歴史ではない。
うるせぇ オレが過去に何してたか、は全部オレの歴史だァッ!
歴史は勝者による政治的創作だよ。
三国志も竜馬がゆくも修羅の刻も僕の中では史実である 増田にとってもそうであったなら・・嬉しいなあ
現実の歴史も神の書いたなろう小説みたいなもんや黒歴史や
南京事件も731部隊も作家が書いた。 全部フィクションとは言わないが司馬史観と同レベル。
司馬はいいすぎだろ
ここで自由惑星同盟とか言っちゃうとこがキモさの極み
おやおや。どうやら増田にも頑迷な帝国主義者が居たらしい。