弱者や被害者をやたら持ち上げて、自説の棍棒として使ってる奴を見かけると、正直オエッてなるんだけどさ
それは「人の痛みがわかるから弱者や被害者は優しい」みたいな物言いを、ぜんっぜん信用できないからなんだわ
たまたまそいつがそういう風に生まれたり、偶然事故に遭ってしまったというだけで、別にそいつらがみんな聖人として生まれたわけでもないし、まして迫害や事故のおかげで聖人になりましたなんてことないでしょ
少なくとも俺ならそうはならない
迫害してきた奴には復讐したいし、事故の原因を作った奴からは金ふんだくって土下座してもらいたいし、なんなら関係ない奴でも、弱そうで殴り返してこないようならぶん殴ってウサ晴らししてえって、心のどこかで思っちゃうわそりゃ
それは強者の価値観への迎合がどうとかいうのよりもっと単純な話で、ぶつけられたマイナスというのはどっかからプラスをもらうか、さもなくば他者にマイナスを移さなければ、心のバランスが取れないからだ
むしろ実際の被害以上に被害者意識こじらせて、普通の人よりよほど凶暴になる可能性だって十分あるだろうに
だからなんだわ、オエッてなるの
それより先にとっととケアして、まずそいつのマイナスを埋めてやれよって思っちゃうわけ
つーかぶっちゃけあんたらそれわかってるよね、十分理解してるよね
だからお気に入りの奴が被害者ポジション取ってる分には、いくら口汚く暴れていても持ち上げちゃうんでしょ?
それでいて、気に食わない奴が被害者ヅラしてると急に「他人を叩かない聖人でなければ被害者とは認めない!」みたいなこと言い出しちゃうわけ
被害者としての権利とその人格への評価わ混ぜちゃだめだわょ。