2019-11-21

美容師資格ってなんなの

人によってスキル全然違う。同じ値段で満足度が段違いだ。

床屋についてはまだ分かる。髭剃りで肌に触れる刃物を使うから資格必要だろうと思う。ぐるぐる回転する看板が、動脈静脈と包帯、医者を表しているというのもなんとなく納得がいく。特別資格が無ければ、医を業とするものしか行ってはいけない業種だったんだろう。

美容師美容師たる所以美容部分なのだろう。美は時代と共に変遷するから、常に興味を持ち勉強し、今求められているスタイルを知らなければならない。

それ以上に、顧客ニーズ理解実装する、あるいは顧客意識内では求めていなかった本当に必要とするスタイル提供する必要があるのだろう。

完全に個人である。それなのに、顧客が支払う金額はほぼ固定である店舗によって異なるとはいえ、 4,000-8,000 円程度の額であろう。あくまでそれは店舗の設定であって、個人に支払われる給与にさほど違いがあるとは思えない。こんなにも仕上がりに差があるのに、だ。

資格があることで参入障壁があるが、その先の道はその人の矜持に依る。なんだか、とても納得がいかない。

一応自分が好む人は指名料を払っているが、それがどのくらいその人に還元されるのかも分からず、ただ悶々とする。

顧客要望を叶える力という、測りにくい能力に、正当な報酬が支払われていない。それは似たような仕事をするデザイナやシステムエンジニアとは全く異なる形態で、なんとなく納得がいかない。

資格さえなければ参入障壁が下がり、採用に力を入れる結果、個人給与が変わる可能性があるのではないか資格とは、なんなのだろう。他の様々な分野にも資格制度が取り入れられそうな昨今、美容室の形態試金石になりそうに思う。

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