2019-11-15

やりこみ要素が日本ゲームを衰退させた

PS2ぐらいまで日本の独占市場だったゲーム業界は今や落ちぶれてしまった

いろいろと理由議論されているが

俺は「やりこみ要素」こそが衰退の要因だと思う

おそらく90年代に数パーセントの人が長くゲームを楽しめるようにか、本編と関連性の薄い多くは単調な作業が実を結ぶような

やりこみ要素」に開発予算や多くの人員を割いてそれ自体がもはやゲーム評価要素になった

責任はごく数パーセントの声の大きいコアゲーマーによると事も大きい

彼らがそれが無いと不満に思ったからだ

でもなやりこみ要素なんて普通にゲーム楽しみたい人はほとんどだれもやっていないんだよな

FF15やったけどまだわかってねーーー!!と思った。

あの大量で、異様にグラフィックが綺麗な、3Dのテント食はなんだ。

ゲーム終わるまで3種類くらいしか使わなかったぞ。おそらく見たのも30秒ぐらい。

あの労力でスカスカの本編のストーリーを今少し語れなかったのか?

2000年代になってから洋ゲーの方が面白くなって、今や日本ゲーム会社ローカライズ専門の会社のようになった。

ゲームテクニカルな達成感に加えて、演出シナリオが主軸に移っていった時も

日本ゲームやりこみ要素から逃れられなかったからだ。

そして演出シナリオリソースを絞って投入した洋ゲー駆逐されてしまった。

やりこみ要素」的なる物は実はゲームだけでなく、日本産業自体も衰退させている

家電製品には数パーセントの人がしかほとんど使わないような機能てんこ盛りになっている

シンプル機能を絞ってちゃんと動く安い家電日本製品駆逐している。

おそらく、日本企業意思決定手段が複雑で、ボトムアップ型の製品開発で様々な上司

意見を取り入れているからこんなことになるんだろう。

その結果、日本製品価格競争力を失う。

これにだれも気付かないのだろうか?

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