2019-11-10

ニートだったとき文化的生活を送れてたなぁ…

ほんのちょっぴりの自尊心を満たすために、料理洗濯掃除等の最低限の家事をこなした後は、

天気の良い日は近くを散歩したり、図書館読書をしたり。

親が帰ってくるのに合わせて、好きな銘柄お茶を注いで、料理をする。食後にお茶をまた淹れて、飲む。

22時くらいにはふかふかのおふとんでぐっすり寝て、6時に起きる。

そんな生活を1年半くらいしてたら自分お金が無くなったから、バイトを始めて、自分の1時間はこの程度の価値しかないのか、と愕然とする。

少しでも時間あたりの貰えるお金を増やそうと思って転職等頑張っていたら、それなりにうまく行き、同世代の平均よりは貰えるようになっていた。

しかし改めて思うが、あのニート時代が一番文化的生活を送れていた。

まず、仕事が人を成長させるなんて嘘だ。

新卒の時点で大体の人間性なんて決まっており、あとはその会社の中でどういう役割を演じるか、というだけだ。

所詮会社自分自分であり、演じ方が上手くなったに過ぎない。

そして、それらは給与という形で評価される。

それは私にとって全く本質ではない。

残業は30時間までで制限されているので、特別キツイという訳はないが、それでもストレスはある。

下らない、と思いつつ義務感のみでこなしていると、もっともっと仕事量を増やされる。

そんなことを繰り返していたら、役職に付けられた。

ああ下らない。

文化的生活にここまでの金は必要ない。

から周りの人間結婚するんだろう。

立場のせいで、辞めるに辞められない。

つの間にかこんなことになってしまった。

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