2019-10-29

北方領土くらいで

オリンピック都知事に全く興味なかったのに北方領土くらいでというあれをみて、は?ふざけんなよと思った。

郷土愛なんて自分は持ってないと思って三十年生きてきたし、道民郷土愛に薄いなと思っていたが、あの発言に対する周囲の反応を見て道民にもそういうのがあったんだと気づいた。

SNSなど見ているとこの道民の反感を「北方領土北海道を一緒にするなんてふざけるな、そんなに田舎じゃない」という意味だと勘違いしている方がいたので、念のため断っておくと、多分多くはそういう意味じゃないと思うよ)

同時に領土問題は道外ではジョークにできる程度の話題なのだと、逆に北海道では今まで意識してこなかったが自然領土問題根付いてるのだと気付いた。

政治に興味がなく政治的な立場を持っていなくても、土着の感覚として世代に生きているというか。

考えてみれば、特に地理が得意ではない自分でも北方四島名前を言えるし、北海道地図に四島あることに何の違和感も感じない。

天気予報地図にも普通北方四島のシルエットが入ってるし、まだ感動が記憶に新しいコンサドーレサポーター達のコレオグラフィーにも入っていた。ずっとそういうのを見て育ってるからそれが普通だと思ってる。政治立場がはっきりしている人からみれば、それは知らずに洗脳されてるだけだと言うのかもしれない。

重ねていうが自分自身には明確な政治的な立場はない。正直、政治に興味がない。

ただ、ずっと北海道暮らしてきた自分にとって領土問題ファンタジーではなく実際にあって、北方四島は実際にそこにあるものなのだ再確認したのだ。どこで学んだかなんてわからないが…例えば納沙布岬にいけば歯舞は見えたし、ひいばあちゃんとばあちゃんは四島ではないが樺太に住んでいた。この樺太という言葉も道外だとかなり忘れられてきていると今調べて知ったし、サハリンと言わず樺太と言えば政治意図と取られかねないようだ。俺はただ樺太に住んでた時の話を聞いてるから、それが記憶にあるから樺太というだけでそこに政治的な意図はないのだ。

なにもかも自然とそう知って当たり前すぎて意識することがなかった。

そういう基盤があって、あの発言への反感に繋がっているのだと思う。

うまくいえないし何を伝えたいのかわからない文章になってしまった。難しい。

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