20代の頃、車買ったり、良い食事ができる所いったり、酒買いまくって、どうにか「金持ち」をアピールしてた。実際、いい大学を出たこともあって、大卒初任給より1ランク上の給料だったしな。
同窓会なんかで、気前よくみんなにおごったり、二次会で行きつけのバーみたいな所誘って金を持ってるってアピールをずっとしてた。
でもアラフォーになると、俺はKKOになってた。給料は同年代と比べてももらってる方だと思っているが、今更浪費をやめられるわけもなく、無意味にスマホゲーのガチャを回して、Twitterで「今月も天井」とイキりちらして、「すごい」とか「爆死芸いつも楽しみにみてます」みたいなこと言われて、承認欲求を満たしているだけの浪費家。
団のメンバーから褒められて、Twitterのフォロワーから褒められて、有名声優に認知されたが嬉しいだけの浪費家。
同級生で金持ってるやつはそんなことしてなかった。
買うものは、換金できる時計やカメラで、ガチャなんてやっていなかった。
俺より質素な生活をしているやつを哀れに思っていたが、いつのまにかそういう奴らのほとんどが家を建てて、子供の教育費をどう捻出するかを話してる。
俺は?
貯金ゼロで、借り家、嫁なし子なし。入ってきた金は、車、ガチャ、食費と家賃に消えていく。
堅実な生き方って、入ってくる金よりも、出ていく金に目を向けた生き方なんだな。
奴らは結局、物とか承認とかよりも金が好きなんだと思う。よく考えたらそうだ。金ほど物欲を満たしてくれるものはない。
こんな事思い始めたのも、今までやってたゲームで凄く強い編成が、中堅程度ならだいたいみんな出来る新しい編成に追いつかれてしまったから。