2019-06-14

ゆめにっき

夢の中で私はなんでも屋?みたいな仕事をしてた。

依頼のメールが来て、「最近嫌なことが続いて疲れている、私の自宅で良ければ来て話を聞いてほしい」って依頼が30代ぐらいの女性から来た。

さっそく彼女の自宅に向かうと、そこは割と新しいアパートで、玄関チャイムを押すと依頼者の女性が出迎えてくれた。

室内は2DK、入って真っ直ぐ行ったとこにある狭い部屋には低いテーブルとかテレビとかが置いてあって、ものすごくゴチャゴチャしてた。

そこにはなぜか男性が寛いでて、どうやら彼は依頼者の結婚相手らしい。

その後もう一部屋の寝室に案内された。

そこには布団が二組敷きっぱなしになっていて、そこで私は依頼者の話を聞いた。

どうやら彼女劇団所属していたらしいが、よくお世話になっていた劇場が閉鎖して、劇団はやむなく解散してしまったらしい。

その後も色々ネガティブ出来事が続いて、精神的に滅入っていた。

から私に話を聞いてほしかったらしい。

しばらく聞き手に専念していたら依頼者は結婚相手の話をしてくれた。

「彼は一見キツそうに見えるけどとても優しい」「私も彼もずぼらだからすぐに部屋が汚くなってしまう」とか、惚気話を聞かされた。

惚気話をしているときの依頼者の表情はとても幸せそうで柔らかくて、辛いことがあっても二人で乗り越えてきたんだな、良い関係性だな、と思った。

そこにちょうど結婚相手の彼が現れた。

ティーポットを片手に寝室に入ってきて、「お茶を出そうとしたけどカップ場所が分からない」と彼女を連れてキッチンに向かっていった。

寝室に一人残された私は、漏れ聞こえる二人の仲睦まじい会話を聞いていた。

するとなぜか涙が出てきた。

(依頼者の前で泣いちゃだめだ)と思っても全然まらなくて、二人が戻ってくる頃にはボロボロ号泣していた。

それでも二人は動揺せずに、落ち着いて私のことを見守ってくれた。

暖かい紅茶の入ったティーカップも渡してくれた。

申し訳なさを感じつつも涙は止まらない。

顔を上げて「ごめんなさい」と言おうとした瞬間に、目が覚めた。

現実世界でも私はボロ泣きしていた。

しばらく嗚咽が止まらなくて、枕も濡れてしまった。

それでも泣き止んだ後は不思議スッキリした気持ちになった。

あの二人は私の夢の中にしか存在しない人たちだけど、どうかこれかも幸せに過ごしていってほしい。

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