現在アイドルマスターシンデレラガールズでは総選挙と呼ばれる人気投票を行なっている。
私は夢見りあむ担当ではないし、上位で夢見りあむと競っているわけでもなく、遥か下で自分の担当を諦めて夢見りあむに一時的に肩入れしているわけでもない。
夢見りあむなんて全く関係ないところで自分の担当だけに票を入れ続けている。
中間発表を見た時の感想は「ふーん、新アイドルの中ではこの子が人気あるのか」。以上。
夢見りあむ自身にも、夢見りあむ批判にもたいして心を動かされることはなかった。
けれど全ての票を担当に入れて今、一票くらい夢見りあむに入れておけばよかったかなと思ってしまっている。
それは「票をたくさん集める」という単純な殴り合いを、物語性が〜とか相応しさが〜とかよくわからない理屈で複雑化しようとした、自称「夢見りあむと違い物語性を持つ、シンデレラガールに相応しいアイドル」の担当Pへの軽蔑からだ。
これで例えば加蓮がりあむに勝っていたとして、私はきっと「加蓮Pは必死にりあむsageの理屈を捏ねてたから勝てて安心しただろうね」と考える。加蓮はもともと中間でりあむに勝っていたし、りあむと違ってガチャブもあったのにだ。
これで例えばりあむがシンデレラガールに輝いたとして、「あれだけ炎上させられたお陰で逆に応援したくなる人も増えたのかもね」と考える。りあむは容姿も設定もキャッチーで、ガチャブも無しに健闘したのにだ。
私が「りあむに入れても良かった」と思った1票は、軽蔑であると同時に、純粋な殴り合いで台頭したはずの夢見りあむへの賞賛だ。結局入れなかったけれど。
ところで私はここまでの文章を夢見りあむをほぼ増田でしか知らない状態で書いている。これは増田で得た炎上の知識を寄せ集めて書いた二次創作のようなものだ。増田でのお気持ち表明も大概にしてくれ。
しかしここまでくると夢見りあむを知ってみようかという気持ちも生まれるので、夢見りあむはきっと「強い」のだと思う。もしかしたら本当に1票が生まれていたかもしれない。