2019-04-16

ホモ同人アンソロを受けたときの小話

アンソロのお誘いを受けたことがある。

私の推しをともに愛してやまない、Yさんからの依頼だ。

Yさんは推しは必ず受け手に回らせる。

私は推し受け手にこだわったことがない。ただ、相手は固定しているだけで、その日の気分によって、推しに愛の欲棒を彼の菊門で受けさせたり、たまに荒々しく、私の推しを、相手の菊門に愛の精神注入をさせている。

それもこれも、二人の人間関係の構築があったからこそで、関係の隙間を見て、こんなセックスはどうだろうと、処女気持ちの悪い妄想をしているに過ぎない。

男女カプは羨ましすぎるから見ない。原作にはない結婚のその後や次世代話、頭がラリってるスイーツ脳の字書きがつけた彼らの子どもたちの名前家族交流なんてツバペッペのペーだっ、である。ごめんなさい横道にそれた。

大恩あるYさんは、推し受けのアンソロをするから参加してほしいとおっしゃった。もちろん二つ返事で引き受けた。自分が甘受出来なくて発酵させた妄想でどちゃくそエロく仕上げさせていただきますぞっ!

あなた推し受けは素晴らしすぎるから、いつもの相手ではなく、ヤクザ青年と荒々しく組ませているのをみたいの」

「なんじゃとて!」

大恩あるYさんは、推し受け派でも、相手は選ばないタイプだったのだ。結論から言うと、描いた。

大恩あるYさんのために描く漫画も悪くない。

ヤクザ青年が私達の推しを押し倒して敷き引いて荒々しく組ませるホモ漫画を。

だけど、固定派の意地で、ヤクザ青年が愛の欲棒で、推しの菊門にねじ込ませるときに、最愛相手名前をうわ言で連呼させておいた。

Yさんはエモいホモを見れたと、喜んでくださった。

これが、男女前提の話なら、犯罪であるBLだとエモいで終わるのだ。すげえ。

なお、Yさんは、子持ちの専業主婦である主婦ってあんた、リアルでは固定派じゃあないですか。

勝ち組のくせにえげつないものを見て喜んでいるとは、結婚幸せの何もかもを与えるとは限らない良い見本なのだなぁ。

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