前評判からどこまで酷い作品なのかと思ったけど、最終話まで見て思ったより全然マシな作品だった。
正直、これが荒れたのはメタ的な所を先に評価して、そのあとに作品を観たから荒れてるんだろうなと感じる。
前作の流れからか深読みしてレビューしてるが多いけど、正直今作はそんなに設定とか練ってなくて、その場の思い付きで書いたような気がする。
意味のない数字に意味を見出してるみたいな、文化祭の藤原書記がいっぱいって感じ。
自分の感想としては、放映前の騒動のせいで異常に評価を落として、出来が壊滅的でないせいでネタにも出来ない作品って感じ
ネタ抜きのレビューとしてならこれより酷い作品はいっぱいある。自分が見た中だと異世界スマホとかダイナミックコードとか
あの辺はもう『酷い物をいかに楽しむか』って前提があるんだけど、けものフレンズ2に関しては「前作の評価」とかの期待値がある程度あって
それをひどく裏切る形になったせいで評価を落としてる。結局人間は絶対評価は出来ない。
けものフレンズ2ではフレンズが人目線からのケモノって書かれてたんだけど(これも意図をせずに何も考えずに作ったんだと思うけど)
正直個人的にはかなり好きで、そこを活かす作りとしてのビーストがあるのかなと思ったら、そんなことなかったのは割と残念だ。
全体的に何がコンセプトなのか全然伝わらない作りになってて、キュルルにとっての家って結局何だったんですか?みたいな終わりだし
一話のテーマの提示もインタビューとか読まなきゃ見逃すレベルのあっさり感だし。
初回から作って、なんかまとめようとして最終回が出来たみたいな、金も人も時間も足りないみたいな印象が強い。
エモいシーンの前フリみたいなのを考えてなくて、有名なシーンの継ぎはぎで作ったみたいな。
自分が見た中だと異世界スマホとかダイナミックコードとか あの辺はもう『酷い物をいかに楽しむか』って前提があるんだけど、けものフレンズ2に関しては「前作の評価」とかの...