最近では珍しくもなんともないが受託開発の企業から自社開発のベンチャー企業へ転職をした。
労働環境は劇的に改善し手取りは減ったが時給で考えると(サビ残がなくなったため)むしろ良くなっている。
たぶん能力があってサービスを考えて作り出すのが好きな人には素晴らしい環境なんだと思う。
でも転職してから気づいたんだけど受託で「絶対必要とされている仕事」ばかりやってきた身からすると
「使ってくれる人がいるかどうか分からんけどこれ絶対良いものだから作ろう!」っていうのが性に合わなかった。
(もちろん受託開発でユーザーニーズを掴みきれてない場合は往々にしてあって不要ということはあるし、
自社開発でマーケティングをした結果作っているのだから使われないってことは多分ない。流行るかどうかは別にして。)
お客さんと直接会話できるポジションだったから要件聞いて設計書に落とし込むのとか楽しかったし
大変だけど全部作り終えて納品してお客さんが喜んでくれるのも嬉しかった。
今の会社は不特定多数のユーザーに公開してるサービスを作ってるから直接声を聞くことはない。
不具合報告とか問い合わせはあるけどね。喜んで使ってくれてる人もいると思うけど別に声を上げないし。
そもそも提案ができないエンジニアは奴隷になるしかない
最近転職エントリ書いてた人かな