辞書っていうものはwikipediaみたいに知らない人が検証も出来ないことを適当に描き散らかしてるわけではなく、ちゃんと言葉のプロフェッショナルがちゃんと言葉を理解した上でその言葉にまつわる説明をデータベース化して作られているんだ。
国語辞典には大体30万語前後の言葉が収録される。そんなにたくさんの言葉にまつわる文章を書くにはどれだけ時間がかかると思う?
そう。国語辞典というものは一つ作るのに大体10年以上の歳月がかかると言われているんだ。
いくたびもラスト・クリスマスを乗り越えないと完成には辿りつかないんだね。
しかし、一度国語辞典を作ってしまえばそれは何十年もの間細々と売れ続ける「安定的な商品」となるわけ。
他に同じようなことをする人はwikipedia財団の人以外にあまりいないからね!
それと同じことだよ。
字というものは短期的に変化するものではない。今増田が目にしているエロ本にも「ぬぷっ」だったり「どぴゅっ」だったりの文字が乱舞していると思うけれど、これだって実はフォントから作られているものなんだ。
この擬音にしたって、それほど時代的に古いという訳でもない。江戸時代のエロ本画家の一人に「鉄棒ぬらぬら」という方がおられるんだけれど、名前からしてとても現代的であるよな。
つまり、今増田が見ている擬音の殆どは、今から150年後でも通用するポテンシャルを秘めているんだ。
今使っているフォントは150年後も新人エロ漫画家が使っているかもしれないし、150年後先の未来に今作られた古いフォントのエロ漫画が男の子を慰めるために使用されて「スッキリ」させたりするかもしれないんだよ。