いや、横だが、案外ベンチャーの起業家の周りにコバンザメみたいなのがくっついてることがあるよ。
おだてばかり強いイエスマン。でも、コマネズミみたいに走り回ってくれるのもいる。
問題は、「すべての起業家ははじめてのビジネスをやるとき必ず未熟である」んだよね。技術畑か、営業畑か、そもそもなにもないかのどれかに偏ってるわけだし。
技術畑であっても、自分の元々の専門技術と関係ない分野の技術を身に着けないとならないこともある。
故に「必ずうまく行かなくてプライドを傷つけられる。凹むことの連続」
そこで、イエスマンというのは心地いいんだよ。
だけど、何が正しくて何が間違ってるかを真に判断するのは起業家本人だけ。損害が少ない判断なら間違った判断でもいい。でも、判断して、修正しての積み重ねが成長。
イエスマンは、起業家に取り込んで常に褒め称えて、厳しく言う外部のやつをあの人ダメですよねと否定して社長を肯定すれば社長に更に気に入られるのもわかってる。
故に、イエスマンに取り込まれて甘えきった起業家はそのままではどんどん馬鹿になっていく。
あの起業家には、馬鹿なコバンザメイエスマンがいると見えれば、もうそれ以上誰もアドバイスする人はいなくなる。だって、起業家には言葉が届かず、悪人扱いされるのわかってるから。
起業家をサポートする専門職の人は非常に多くの起業家を見ている。とすると、イエスマンに飲み込まれて馬鹿になってる社長というのも見たらわかるようになってくる。
それに故に事業がうまく行かなくなるというケースも有る。
あと、能力がなくてイエスマンになれるやつと、起業しようとするやつは圧倒的に前者のほうが多い。なので、起業家側もダメにするイエスマンからは逃げないとならない。
貞観政要の六正六邪は目を通して気をつけたほうがいい。まあ、人間なんて古代中国から何も変わってないってことだ。
まあ、一方で、いろいろ細かい指示すらも出すのが困難なのが起業家だから、その起業家をよく見て、手が回らないが必要なサポートを考えて自らやってくれる側近ってのは、