レベルの低い作品のダメさに引っかからずに楽しめてしまう人の人生が豊かだとはあまり思わない。
本当に良いものを知っていたらほとんどの作品がゴミに見えて当然。
別に粗探しするわけでもなく、漫然と見てるだけでもダメなものはダメとわかる。
見る側にある程度哲学芸術方面の理論体系についての理解やその他専門分野の知識あるいは古典芸術に対する教養があれば作り手のレベルなどすぐわかってしまう。
オタクは雑学には強いが、あまり本質的な部分をわかっていない。
与えられたものをただ受け入れ絶賛するだけの人間は知的ではないし、そういう人間が「オタク」などと言われるのはおかしい。
オタクなら偏執狂的なこだわりを持つべきだし、こだわりや哲学があるからこそ批判だってする。