今回購入したのは、無水調理ができる土鍋。保温性が高いので余熱調理もできる。
私にとっては少しお高めの鍋だったから迷っていたが、思い切って買ってみた。
子どもが生まれてからというもの料理にあまり時間をかけられなくなり、ルーティンで作れるものだけ作るようになったらだんだん味に飽きてきて、自分で作ったものがあまり美味しいと感じられなくなった。
最近は料理は苦痛でしかなくなってきたし、夫からの反応も悪くなってきたので少しでも日々のごはんが美味しくなれば!と思って購入に踏み切ったのであった。
調味料をたくさん入れなくても野菜や肉をの旨味がしっかり出るし、保温性が高い鍋だから火を止めてしばらく放置するだけで美味しい煮物ができあがる。
余熱調理のおかげで肉も野菜も柔らかくなり、素材本来の味が凝縮されているので実に絶品なのだ。
じゃがいもなんかすごい、レンジでチンしたものもは明らかにちがう。ホクホクで、じんわり甘くて、塩だけでたくさん食べられる自信がある。
米を炊いても抜群に美味しい。
米粒がピンと立ち、モチモチとした食感になる。炊飯器はもういらないのでは、と思った。
自分で作った料理が美味しくて感激したのは実に久しぶりだった。
こうなるとモチベーションが上がる。
今までの定番メニューだけではなくて、いろいろ試してみようって気になってくる。
この鍋を使った料理だけではなくて、いろんな調理方に興味が出てきた。
いつも作っていたものと毛色が違う料理を作ると夫も喜ぶので夫婦仲も良くなった。
時間があまりない時も、適当に野菜と肉と塩をぶっこむだけで十分美味しくなるので手抜きでOK。
正直、調理器具を変えるだけでここまで効果があるとは思わなかった。
圧力鍋を買ったときの感動を思い出した