ちょっと前にヴィーガンがどうたらこうたらってのが話題になってた
俺はヴィーガンではないのだが、料理が趣味なので興味本位でその手の料理にチャレンジする事はある
豆腐関連のレシピは普通の料理にも応用が利くものが、結構あって料理の幅を広げるのに役立てさせて貰ってる
豆腐の唐揚げで鶏肉っぽい食感を再現できた時は、ちょっと感動した
ただ、気になる点はある
理由は分かる
豆腐などを肉や魚の代わりに使ったレシピの場合、肉や魚を使った料理そのままの同じ味付けではかなり薄味になってしまうからだ
肉無しで料理を作ると強く実感できるのだが、肉や魚の持ってる味の力は凄まじいものがある
ヴィーガンの人達に言わせれば「動物性たんぱく質の中毒になっているからだ」というところなのだろうが、俺は単に食材としての旨味の濃い、薄いの違いでしかないと思う
当然ながら動物性のダシも使えない
禅寺の料理みたいに昆布+干し椎茸などの乾燥キノコのダシなどである程度は補えるとはいえ、全体としては旨味不足になりがちだ
それを補う為に濃い味付け、特に塩分を多く使う傾向がヴィーガンレシピにはあると思う
もちろん、それこそ禅寺の修行みたいに自分の精神を高める為のトレーニングとして、薄味のヴィーガンレシピで頑張ってる人は問題ないとは思う
ただ健康の為に肉を控えようみたいな考えで、でも薄味だと満足できないから濃い味付けでごまかしてる人は、塩分摂取量には気をつけた方がいいのかもしれない