2018-01-22

オタクという職業

アイドルオタク一種職業であると思う。

そのくらい私は労力とお金をかけて来たと思う。約6年ほど推し続けた推しをやめるにあたり、自己満で記入させて欲しい。

私が推しを好きになったのはもう6年の前のことだ。一目見て好きになった、顔がタイプだったから。アイドルを推す理由根底はそこにあると思う。

もちろん最初アイドルとして純粋に彼が好きだった。舞台の彼はすごく輝いていたし、そんな彼を見るのが好きだった。

私の好きだった推しの界隈は接触が出来るアイドルでいわゆる接触ドルと言われている。

初めは触れ合えるだけで十分だった。些細な話が出来るだけで胸がいっぱいだった。

接触すればするほど人間は欲が出てくるものだと思う。私はどんどん彼にのめり込んで行ったし、接触の重ねるうちに彼の顔だけでなく本当に好きになっていたのだと思う。その好きが男性としての好きなのかアイドルとしての好きなのか、最後の方の私にはどちらかわからなかった。

通い詰める私に推し営業として様々なことをしてくれた。泣いたことも沢山ある。それは嬉しいことだけでなく、辛いことで涙したことも多かった。後半は辛いことで涙しかしていなかったか(笑)

その内私は彼のプライベートまで追うようになる。彼のどこまでもついて行った。感覚麻痺していたのだと思う。

彼は優しいか対応してくれる。それに甘えてた私もいると思う。繰り返せば繰り返すほど引き換えせなくて、推しの中で何かが変わったのだと思う。

推し公式の場で私に営業をしてくれなくなっていた。私以外に降り注ぐ営業。ひどい時は列で私だけ飛ばされることもあった。私のいる方向にわざと来てくれない時もあった。接触をすると普通にいつもの推しなのに。

3年前、一度推しに『ファンやめようかな...』と告げたことがある。そんな時推しは笑って『俺のことめっちゃ好きなのに?』と告げられた。悔しいけど、悔しいくらいに好きだった。

営業されなくなって、プライベートを追っても彼は対応してくれても、私に見向きもしてくれるわけではなくて....

次第に客観的に見始めて、あ....私は推しを苦しめてるんだ、彼をこんな顔にさせているのは私なんだ。と思うようになる。

大好きでも、もう初めの頃には戻れない。純粋に楽しんでた頃に戻ることは出来ない。辞めなくちゃ、終わらない。

最後に会った推し舞台から私をいないもののように扱う。だけど『ありがとう....また次ね』と最後に告げる。

やめることを推しには告げない。所詮オタク職業であり自己満しか過ぎないからだ。

推し最後であることを告げるとしたら、一文しか出てこない。

『今までたくさんありがとう。ごめんね』と告げるだろう。

アイドルだけれど、本当に好きだった。自分制御がきかないほどに。それが彼を苦しめてしまった。6年間は戻ってこない。かけがえのない6年であったと思う。

私は推しをやめて、オタクという職業廃業する。推しを中心の生活でやってきた。

明日から何をしよう。何を生きがいに仕事をすればいいんだろう。そう考えてしまう。

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