2017-11-19

自撮りSNSにアップする良さを考えてみた

個人的他人自撮りはするのも見るのも好きじゃない。

自撮り棒を持ってる人とかみると

「どんなだけ自分好きやねん」

とちらっと思うし、SNSなどで自撮り写真をアップしている人がいると

「有名でもないお前の顔なんぞみたくない」

ちょっと思ったりする。

そしてそんな自分写真を撮らないわけではなく、むしろ

「俺は自撮りなんてせず、クール写真を撮るぜ」

と言わんばかりにイケてる風景シャレオツな町並みの写真とかだけ撮る。

場合によっては数十万かけたドローンをもって、六時間かけて山を登り、撮影

おっこれはと思えばtwitter的なものやインスタにアップ。

これね。

全く出番のないiPhoneのインカメラをたまに起動させて、

自撮り的なことを試して見ることはあるけれど

「いやっ恥ずかしい!!」

となってSNSにアップするどころかただ「撮影する」ということすらできない。

心の奥底に自分自撮りをしている人に対して「気持ち悪い」と思っていることを

自分も思われるのではないか、という気持ちがそうさせているみたい。

そこでふと思った。

自撮り文化気持ち悪くはないのでは?むしろ自分表現する自由度が増えたんじゃ?

今の50代以上の人たちがやりたくてもやれなかったことを、今の若い世代がやりはじめてるのでは?

ということ。

自分は30代前半だけど、親の教育のおかげか、はたまたそういう時代に生まれたおかげか

そこまで自分意見を外に出す機会にめぐまれなかった。

自分表現しろ、と言われてはいものの、そうする機会はほとんどなく今に至る。

でも周りにそういう人がいても不自然ではない、そんなぐらい。

でも、自分の親の世代はどうだろう、と思うととても自撮りなんかする様には思えない。

そして同じように公の場で自分意見をどんな形であれ表現することもほとんどしない(ように見える)。

世代からの話を聞くに、そういう風に「自分」を出すのは良しとされなかったしそんな機会や場はほとんどなかったに

しかったようだ。出る杭は~を地で行く世代

でも今の10代、20代はどうだろう。

物心いたこからスマホがあり、

twitter、インスタ、Line

色々なツールが用意されて公の場で簡単自分表現できる。

これについて色々と批判もあるようだけど、これを足がかりに今の親の世代ができなかった自分表現を手軽にすることができるようになった

んじゃないだろうか。そしてそれはすごくいいことなんじゃないかとふと思う様になった。

相変わらず自分自撮り他人自撮りも苦手だけど、「自撮り」こそが日本人が苦手とする「自分表現」をしていく第一歩のような気がする。

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