2017-08-20

ミソジニーミサンドリー非対称性

最近炎上したGoogleの件にも通じるかも知れないけど、「ミソジニーのほうが話が通じる」という感想を抱く人をたまに見かける理由について考えてみた。

まず、前提として

ミソジニー女性嫌悪)は男性に多い。

ミサンドリー男性嫌悪)は女性に多い。

日本は長らく家父長制をやっていたので、男性社会的責任の大半を負っていた。だからロジカルシンキング社会構造知識を多く求められ、教育されるぶん、女性よりも男性のほうがその辺の能力が高くなるから女性はその辺はあまり教育されないから。あと生理がないぶん体調でイライラすることも少ないから。

東京大学女性比率を上げたいのに上がらなくて悩んでるのは、「女性は賢すぎると男性モテなくなる」という家父長制下の価値観がいまだ根強いかららしい。

社会って共感で成り立っているので、共感安心してそこで満足する。わざわざ不都合な事実に目を向けに行く必要がない。このようにロジカルシンキング必要事実ファクト)を遠ざけてしまうので、女性ロジカルシンキングを獲得するのってハードル高くて困難だよなぁと思う。

から、「ロジカルシンキングを獲得した男性」よりも「ロジカルシンキングを獲得した女性」のほうが純粋能力は高いと思う。乗り越える困難の量が違うから。だから希少性が高く、数が少ない。

から女性が多いミサンドリストは話が通じにくい。なぜなら気持ち理解する「共感」のコミュニケーションチャンネルに偏っていて、頭でロジカル理解する「対話」のコミュニケーションチャンネルが弱くなるから

気持ち的に不都合な事実理解するには、頭が必要

たとえば女性用下着メーカーワコールに勤めてる男性社員ってすごいと思うんですよね、共感不可能領域にいるんだもの。みたいなことをひろゆきが言ってた気がする。

気持ち」って共感することでしかコミュニケートできない、ハイコンテクストなんですよね。

ロジカルシンキングを身に付ければ、ロジカルシンキングを身に付けているすべての人とコミュニケートできる、ローコンテクストなんですよね。

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