2017-07-23

ふと思い出したので書く。

今は体を壊してナマポ生活だが、10年ほど社会人をやってきた。

その時、散々言われてきて、最後まで結局その意味理解できなかった言葉がある。


「お前の報告書稟議書には心がない」



この言葉意味が結局最後まで理解できなかった。

なんだよ、心って。

このキャンペーンにこれだけの予算を突っ込めば、最低これだけ、最大でこれだけのリターンが見込める。

月間の売上予算目標がこれだけだから、最大の6割の結果がでれば予算達成できる可能性が高い。

俺はそう言う理屈過去数年と直近数ヶ月の売上動向とその変動を見て妥当と思われる数字を出すことを心がけた。

だがそれを見た上司言葉はいつも一緒だった。

「お前の文章数字ばっかり」

「お前の思いが伝わってこない」

分析はできてるがそれだけ」

参考に他の人間書類を見せてもらったが、違いは分からなかった。

しろそうやって見せてもらった他人書類は、理屈根拠となる数字が薄く希望的観測に頼ったものばかりだった。

心?心ってなんだ?

ワードでそつなく文章にまとめたものには心がないのか?

手書きの汚い字で書けば心がこもるのか?

最後の方になると読まれもしなくなった。

一枚目最初の部分みて突っ返されるようになった。

何が悪いのかも指摘されない。

最後には「お前が何かやるとイライラする」とまで言われた。

結局、人格否定人生否定までにいたり、俺の脳みそはぶっ壊れた。

心、心ってなんだ?手書き稟議書上げりゃ心がこもってるのか?

根拠のない数字を勢いのいい言葉でまくし立てるのが心がこもってるのか?

売上計画に心が必要なのか?

熱意があろうがなかろうが、筋が通って客の心をつかめばそれを理論化していけば売上の上がる理論ができるのではないのか?

そこに心が必要なのか?



俺には会社が求める心が理解できない。

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