今時どんな仕事に就いていようが、誰とも話さないで成り立つ仕事など存在しないだろう。
コミュ障だらけのプログラマにあっても、仕様・設計・実装・テストについて議論ができることは必須だし、実際どんなにコミュ障なプログラマでも、これだけはまともにこなせたりする。
問題は、そうした技術的な議論しかできない人が殆どであるということだ。
勘違いしないで欲しいのだが、そのような議論だけできても、「話ができる」ことにはならない。
仕事において「話ができる」というのは、「些細な言動から相手が求めている言葉を推測し、自分が言いたいことと勘案の上、適切な発言を行う」ことである。
更にそのような会話を通じて、ステークホルダの求めるアウトプットを、求められるタイミングで示すことができて一人前なのである。
そしてこれができないがため、プログラマは「技術はあっても半人前」と、非プログラマな仕事人からはみなされるケースが多い。
まあ確かにプログラマは、プログラミングという極めて特殊な作業に振り回されまくる仕事ではあるのだが、プログラマ自身が特殊な人になることは誰からも求められていないわけで。
てか、技術者が技術を備えているのは当たり前だし、その上で仕事力がどれくらいあるかが問題なのだ。
あと、日本の組織は会社だろうが役所だろうが、メンバーシップも給料のうちという意味でも、話ができないことは減点対象だ。
結局、プログラマはプログラミングとそれを効率良くこなすために特化した議論しかできないため、プログラミング以外の仕事を振られると、大抵行き詰まって爆死してしまう。
逆に、きちんと話ができる数少ないプログラマはそれだけで超優秀と評価され、チームリーダーやSE、コンサルに昇格したりする。
コミュ障だらけのプログラマにあっても、仕様・設計・実装・テストについて議論ができることは必須だし、実際どんなにコミュ障なプログラマでも、これだけはまともにこなせたりす...