2017-04-10

流れ着く先は

先日友人たちと約10年ぶりにスケートへ行き、自分の飲み込みの悪さにがっかりした。

友人たちはすぐにコツを掴みすいすいと滑っていくのに、わたし生まれたての子鹿。あまりの下手さにみかねた見知らぬ玄人おじさんにレジュメ的なものを渡され、熱心なレクチャーを受けるも子鹿から人間になれることはなかった。

いつだってそうだった。

背が低く小柄なこともあり体育はどれも出来なかった。

のろのろ走るしボールは天敵。

さらに残念なことに手先も不器用だ。

家庭科の授業ではミシンにそっぽを向かれてしまうしPCを使う授業は必ずワンテンポ遅れる。

ワークショップ系もだめなので結局先生と共同作業になってしまう。

こんな風にどんくさいのでなんとなく生きづらさがあるというか、このまま大学会社一般的なところへいっても辛いくなる、と判断芸術系へ。

決めたのが急だったのでデッサンスキルもなかったがAO入試プレゼンを頑張り合格することができた。

就活第一志望のみ受けてそのまま入社。ありがたいことに上司からあなたはこの仕事に向いているから期待していると言ってもらえて学生時代よりは楽になった。

だめだめながらも今までなんとかやってきたが、ふとしたときに強烈な劣等感や息苦しさがある。

そろそろ他人を気にせず、自分の得意な部分で自分のためだけに生きてみようか。

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