某音楽教室に通っている。
そこのテキストは、オリジナルと思われる練習曲と、クラシックの定番曲から、たまにJASRAC管理楽曲と思われる邦楽やディズニー系なども掲載されている。
今ちまたでは音楽教室とJASRACとの戦いが話題であるが、教材のJASRAC管理楽曲をゲーム音楽に差し替えればいいのにと割と本気で思っている(ただし、一部の委託楽曲とすぎやまこういち系は除く)。ゲーム音楽は大抵の曲がJASRAC管理楽曲ではなく、ゲームメーカーに権利があり、運用管理もそれぞれのゲームメーカーが行っている。メーカー別に交渉する必要があるが、大手の音楽教室だったらそういう制作部もあるだろうし、何も問題はないだろう。
最近はゲーム音楽のコンサートが流行っている。海外とかでも下手なクラシックより圧倒的に動員があるという。ネットの普及だったり、ゲームに慣れ親しんだ層がいい年になってるとか、いろいろ要因はあるだろう。この流れに乗って、音楽教室もゲーム音楽を採用すべきなのだ。
テキストの中にマリオやポケモンの曲があったら、子どもたちは目の色を変えて練習に取り組むだろう。FFの曲があったら、いい年したおっさんは感涙しながら演奏するだろう。良いことだらけではないか。
大手の音楽教室は意見団体を結成しているようだ。それはそれで頑張ってほしいが、JASRACの言い分が通れば、利用料徴収分はそのまま受講料に跳ね返るだろう。JASRAC管理楽曲を扱いつつ受講料が高くなるぐらいなら、JASRAC管理楽曲は取り下げてほしい。これは教室に通っている一個人としての意見だ。音楽教室運営の誰かに届けばいいのだが。
持論だが、思い入れのない練習曲を嫌々やるよりも、好きな曲・耳なじみのある曲を演奏する方が上達すると思っている。この際、JASRAC管理楽曲は捨てて、世界中から愛される日本のゲーム音楽をみんなで演奏しようじゃないか。