私の職場のひとたちはやたら高学歴で、東大、東大、慶応、京大…みたいな感じ。
みんなすごく能力高くて、決断は早いし、どんどん無駄をなくしていくし、めんどくさい人間関係もない。
部下として働くぶんには、もうサイコー。
私はもともと、かなり低いところから出てきたので
でも唯一、かつ、決定的に困っていることがある。
あ、編集者なんだけど、
格差社会とか機能不全家族についてとかの企画がめっちゃ通しにくいのだ。
前述のとおり私は「下」の世界に生きてきたので
編集者としての才能は正直ないんだけど、
何百万部も売れるなら、彼らはぶっちゃけなんでもいいんだけど
残念ながら格差社会ものや毒親ものって、ごく一部を除き、そこまで売れないから
そういう「よくわからないもの」に投資するのは会社にとって正しくないことくらい、私でもわかる。
第一、私が届けたいのは「本を読まないような家の子ども」とかであり、
ウェブなら、漫画なら読むかなとかいろいろ思うんだけど、まあ儲かる気配はしないわな。
お金持ちのひとがもっとお金持ちになったり、誰からも愛されたり、定時で帰れたり、マインドフルになったりするよりも、
やらなきゃいけないことがいっぱいあるんだよ。それは権力をもっている人にしかできないんだよ。
その人たちはその世界を想像できないんだよ。それは無理もないよ。
だから想像できる奴が想像させるしかないんだよ。なのに私は!!!
それでも食堂のおばちゃんはエライ! ひとの愚痴きく才能は、尊敬に値するな。
でも最近、毒親もの多くない? 増田のプレゼン能力の問題じゃない?
格差社会だの毒親だのという議論は、しょせん高いところからの定義づけじゃんか。 じっさい渦中にいる人はそんなふうに思ってない。 毎日楽しく欲望を満たして家族と穏やかに暮らし...