http://anond.hatelabo.jp/20161215080543
今さらだけど、このエントリとおすすめに出てきた関連のいくつかを読んで愕然とした。
家族・親族に旧帝大卒はもちろん、東大卒も何人もいる家庭で育ちました。
おそらく、関連エントリーで描写されていた「高学歴の家の子」にあてはまるのではないかと思う。
正直に言って、関連エントリを読んだときの自分の気持ちは「悲しい」でした。
私は自分が勉強したことを知っているけど、決して頭がいいわけではないことも知っています。
高校受験のプレッシャーから解放された私は、中学後期から高校前期にかけてろくに勉強をしていませんでした。その結果、大学入試に本腰を入れて取り掛かる頃には散々たる模試の結果ばかりでした。
そして、数年のブランクをたった一年でとり戻せるような頭の持ち主でもなかった私は当然のように浪人しました。浪人中に必死に勉強したからなんとか今の大学に入れたわけです。
兄弟も同じです。そして、高校時代の友人も、大学に入ってできた友人も(努力しなかったから成績が悲惨だった時期があったのかはともかく)、大多数はものすごい努力をして成績を取ってきている。
私は高学歴の世界とやらに生まれた特別な人ではないし、優れた何かを持っているわけでもなく、ただ愚直に勉強しただけです。
高学歴の世界だなんて、そんなよくわからないものをいつのまにか背負っているのだとしたら、怖すぎる。