日本の子育てでは「寝かしつけ」という単語がごく当たり前に使われる。
どの夫婦も、この「寝かしつけ」で非常に苦労している。
こうなると大人も眠れなくてイライラが募り、子育てにも生活にも余裕がなくなる。
それは我々大人にとってだけでなく、子供にとっても大変不幸なことである。
というわけで、我が家の「寝かしつけ」というか、夜泣き対策を紹介したい。
夜になったら、赤ちゃんを一人で寝かせる。
電気を消して、静かな部屋で、一人ベビーベッドで寝かせるのだ。
多少泣くくらいで様子を見に行かず放っておくこと。
これによって、うちの家では夜泣きもすぐに終わった。
とても楽ちんである。
子供は、寂しかったら泣けば誰かが来てくれると学習してしまうからだ。
なので、夜泣きしてすぐに様子を見に行ってしまうと、夜泣きはエスカレートする。
誰もいなければ、それは子供にもわかるので、多少泣いたとしても諦めて寝る。
同じ「何もしない」でも、近くにいるのといないのとでは全然違うのだ。
近くにいて「何もしてくれない」になると、それは無視されていることになる。
無視されると生死に関わるので、子供は必死で抵抗する。さまざまな手段で親の気を引こうとしてくる。
ネットワークカメラなどを設置して、子供の様子を別室から確認する。
それでも心配だという場合は、体温や心拍や呼吸数などを確認できるデバイスを付ける。
もし普段の泣き方と違うとか、延々と泣き続けるようなら、様子を確認した方が良い。
あと、夜間の室温や湿度の調整にも気を使うこと。
子供は布団をかけたり剥いだり、服を脱いだり着たりが上手にできないので。
それでは、皆で「寝かしつけ」って単語を死語にしていきましょう。