2016-08-06

投資家という生き物

経済には素人だが、生きている以上無関係はいられないので、自己流の考えはある。それについて、増田適当な事を言おう。

投資家と呼ばれる人がいる。自称かもしれない。まあ、中には素人もいる。ここでは、玄人投資家について、適当なことを言う。素人利益確定もしていないのに、株価が上がると儲かった気になり大喜びして、高い寿司を食べたり高級品を買ったりする。しかし、玄人は違う。利益を確定してからその利益の使いみちを考えるのだ。しかし、玄人事業として投資をしているのである必要な分だけは生活に回すが、それ以上の利益事業拡大に回す。事業として投資をしている以上、それが当然の対応である投資以外の事業であれば、規模拡大には限界リスクがある。しかし、投資はそうではない。投資ほとんど無限に規模を拡大できる特殊事業なのである。もちろん、リスクはある。しかし、それは投資のものリスクであって、規模拡大のリスクではない。むしろ、規模を拡大したほうが投資リスクは減らせる。何を言いたいのかというと、株価が上がって投資家利益を得ても、その利益は再投資に回されて余分な消費には回らない。

株価が上がると、企業は自社の株を持っているので、株を担保にして金融機関から借りられる金が増える。その金を研究開発や工場建設などに回せば新製品を作れたり、生産量を増やす事ができる。しかし、日本人口減少時代に入ったので生産量を増やしても買う人がいない。それに消費者貧乏なので、新製品を作っても高く売れるのではなく、旧製品と同じ価格で高性能なもの、または同じ性能で安いものしか売れない。新製品を作れば、他社との競合では生き残れるが、利益が大幅に増えるというものでもない。開発失敗というリスクもあるので、ハイリスク・ローリターンである。現状の日本では、株価だけ上がっても企業はそれほど嬉しくはないのである。もちろん、利益を出した結果、株価が上がるということはある。ここで言っているのは、政府の株高誘導政策投資家活動によって株価が上がっても企業には大して利益はないということである。(ただし、経営者には利益がある。株を持っている創業者はもちろん、雇われ社長でも株主総会給料を上げることが出来るかも知れない)

  • 素人は利益確定もしていないのに、株価が上がると儲かった気になり大喜びして、高い寿司を食べたり高級品を買ったりする。 おまえにとっての素人って小学生のことか?

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