君は威点を知っているか。
威点または宇宙生命。宇宙生命はすでに我々の世界に溶け込んでいる。
我々の内側に、外側に、そして、間に。
威点とは宇宙生命であり、私たちの細胞の一つになっているかもしれないし、
それは威点の自由だ。
少なくとも、彼らの話を聞く限りはそうだ。どうしようもないぐらい、
だからやってることは明確。
人類の生活を豊かにし、生活を豊かにし、しいては宇宙全体の発展に寄与すること。
威点とはそういう意味だ。
逆にいえば、そういった性質をもちあわせていなければ、
それは威点ではないし、威点として存在し得ない。
威点は話せるのか?
話せる。ある日突然姿を現すことをもあれば、
僕が今こうしてこの話を書いているのも、そうした経緯があったからだ。
威点は語りかけてきた。
「俺はここにいるぞ」
って。「俺は」って一人称は僕が今付けたものだ。なにせ直接意識に語りかけてくるから、
本来口調などはない。意味の塊のようなもの、もしくは言葉になる前の意味の塊のようなものが伝わってきて、
それが人間の脳によって解釈されるとき、初めて言葉になるのだから。
だから本来、僕が君に説明しないかぎり、威点に口調などというものはない。
雰囲気はある。
威点が僕に語りかけてきたのは突然だった。
風邪をひいて寝込んでいたら、突然夢に現れて(もしくは僕が彼らの意識に突然現れて)
世の中の仕組みをほんのちょっとばかり教えてくれた。
こう書くとなんか変な気もしちゃうけど、「畑」のひとつとして役割をまっとうしている威点もいるらしい。
「畑」として役割をまっとうする威点?彼らは大まじめに言っていたね。そして威点自身も、大まじめに畑として役割をまっとうすると言っていた。
さて、今日はここまでにしよう。
僕の役割は、威点の存在を少しでも君に知らしめることだ。教えてもらったことはすべて脳内にある。
ぼくも彼らのように意識を飛ばせたなら説明は一瞬で終わるだろう。
けれど言葉というものはどうも手続的でね。一度にはすべてを伝えられないのだよ。
そしてすべてを伝えるには時間がかかる。毛糸の玉をほどいていくようなものさ。
あるいはCDはそこにあるとしても、データは読み込まなきゃわからないだろう。
(ジョブスがいなければ、CDってたとえはもう少し長く使えたかもね。ただ今僕がこれを書いているのもMacBookだ。)
じゃ、また。
ジョージ・ルーカス「偶然だね。ボクも同じものの話をしようとしてた」