■elmemo 2015-10-12 組織連動・調整力 横断的マネジメントとは何か？

横断的マネジメントの特徴

• 協力体制が必須: 互いのメンバを知らない、信頼関係が低い、チーム感が欠如
• 作業調整が重要:地理的に離れていたり、部署が離れている。コミュニケーションプロセスと連絡経路の確保。きちんと調整役となるために、自身の仕事や情報を整理・管理する。
• 他のマネジャーとの関係が複雑: 典型的な例：コーディネーターの自分がコントリビューターの担当者に直接話をしたことで、コントリビューターの上司が怒る。
• 各人の考え方に違いが大きい:文化、職種、業務領域、仕事のやり方からくる。目標が同一でも、正反対のアプローチにあることもある。妥協の道を探る必要がある。
• 関係者間で利害対立もありえる:協力してもらうことが必須の人が、興味を示さず協力してくれない。相手の課題と関心ごとに配慮する必要あり。

横断的なマネジメントの種類

• プロジェクトリード
• 全社レベルの部門運営
• 同じ問題を抱える人々のグループのまとめ
• 作業部会の推進役
• プロセスのファシリテーター

階層型マネジメントと横断的マネジメントの違い

階層型：

トップダウンで使命・目標を設定

トップダウンで手段・資源・報酬を提供

横断的：

自発的な貢献を促さなければならない

横断的マネジメントのマネジャーに必要なこと

・部署・地理的制約を超えたコミュニケーション

・利害が対立するメンバーの折り合いをつける

・信頼関係を築き、自発的な貢献を促す

Permalink | 記事への反応(0) | 13:23

ツイートシェア