私の母はいわゆるママさんバレーをしており、週に一度か二度夜にはいなかった。
そのため作ってもらったご飯を食べ、その途中か食べ終えた後に帰る父におかえりと言い、一緒にゲームをしたり、または一人でパソコンをいじって遊んでいた。
正直記憶はおぼろげだが、父に尻や腰を何度も触られた。
そのときはおそらく小学4-6年で、そのいかがわしさや気持ち悪さが女子として分かる頃だ。
気持ち悪い、やめてほしい、けれども母親には言えない。脅されたわけでもないのに一人でに思い込み、かわせそうでかわせないまま続いていたが、母との不仲や父親の性格の嫌悪から明確に避けたことからか、何とか触られることはなくなった。
その他に教養の本棚にポルノ雑誌があったこと、学生者のアダルトDVDが出てきたこと、PCでAVを見てること、アダルトグッズが父の部屋に置かれてたこと。明確に思い出せることもあれば、
8歳の頃に急に父と風呂に入らないと前触れもなく拒否したこと、夢か現か分からない、夜中の父親との擬似セックス。これらは私の妄想によるものか事実なのかわからない。
もてないわけでもない。告白も何度も受けた。ただ、同性異性問わず、体に触れられることがとにかく嫌なのだ。
おんなのこは何かと抱き着いたりしたがるがとにかく苦痛だった。体が一人でに強張り汗がにじんでくる。自然と逃げたくなる。ほとんどのおんなのこは、気付いてくれない。私が進んで誰かに触れようとしたことなんてないのに。
男性の接触はもっと嫌だ。がんばれよ、なんて肩や腰に触れられることがどれだけ気持ち悪いか。鳥肌が立ち、その感触がずっと残る。意図が性的でないと自分で納得できていたらばまだましだが、明らかな下心で触られることはとにかく恐ろしい。怒りや憎しみなど湧かず、ただ、こわい。
かよわい被虐者になりたがる女の深夜二時のポエムだと流してくれてもかまわない。
なんだか書いて、楽になったよ。