会計ってのはこの1年でどんだけ儲けたか損したか、そんで今手元にどんくらいお金持ってて借金いくら残ってるか。ってのを分かるようにしたもの。
それを皆が見て分かるように統一化した書類が、「損益計算書(PLと略される)」と「貸借対照表(BSと略される)」。
他にも色々あるんだけどこの2つだけ覚えてりゃとりあえずOK。
で、損益計算書は名前の通り、”損”したか”利益”が出たかを計算する書類ね。
貸借対照表は名前わかりにくいけど、今お金いくら持ってるか、借金いくらあるか、自分の資産表みたいなもん。
上から売上がいくらあったか、から始まって実際に掛かった費用とかを差し引いて一番下に最終的な利益か損失が出るわけ。
でも、なんでもかんでも費用かかったわー、って計算したらいい訳じゃなくて、「費用収益対応の原則」とか会計のルールで一定のルールがあるけどそれは経理がしっかりしてればいいので、
見る側は特に気にせんでもいいかな。
一応大前提として抑えてほしいのは、100円の鉛筆を買って150円で売ろうとしたけど売れ残ってる場合ね、
売上は当然0円なんだけど費用は100円じゃないってことね。
鉛筆まだ手元に残ってんだから、資産価値はあるわけよ。来年売ればいいんだから。
でも実際にお金100円払ってるし、その鉛筆どこに出てくんの?ってのが貸借対照表なわけよ。
貸借対照表の見方は左右に分かれてる。左が今持ってるお金とか資産。右が借金とか、一番最初にお金出した時の金額(資本金)。
これは例題出したほうが解りやすい。
①1万円で会社始めるぜ!!
②鉛筆1本仕入れたぜ!
商品 100円
こんな感じな。取引にはお金が絡むのでその都度かたちを変えていくのだよ。
ちなみに鉛筆売れ残ってる、って状態がこの状態。貸借対照表に載ってくる。
で、貸借対照表は最終的に決算日(3月31日とか)のある一定の日の状態の資産を記す。
だからこの1年間でどんな取引があったかー、ってのは分からん!それは損益計算書の役目。
これの活用法は去年からめっちゃ資産増えてんやん!とか、借金多すぎね?とか、売れ残りすぎやろ・・・とか見る。
解った?
と、極力分かりやすくシンプルに、、と思ったんですけどやっぱ長くなっちゃいました。新人研修とかにも使いたいので添削オネシャス
鉛筆仕入れるのに資本金減らしたらまずいやろう
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