自分の気に食わない事を、さも社会的に大きな弊害があるかのように「問題」と称し、いちいちWiki形式で編纂したものを投げつけに行く行為が嫌いだ。
本当に誰かがたいへん困っていて、それは生活や仕事や人生に支障が出るようなことで、一般的なルートでの解決が難しいことで、その経緯を記録するような行為であれば、まぁ納得が行く。後世に残してもらえる事を有り難く思います、その行動に敬意を表します。
やれ「声優が気に食わない」だの「絵の色が違う」だの「攻略ルートの女が非処女」だの、それって問題って言うのかねレベルのネタでワーワー言いながら抗議ごっこしてるようにしか見えない、君らのことはどうにもアタマと心が受け付けない。抗議の対象にしているそれが好きだから熱心なのだろうけど、どうにも受け入れられない。
何がダメって「ワタシタチは社会を代表して発言してるんですー」的なツラしてるのがちょっと耐えられない。その顔つき、君らの大嫌いな意識高い系のエセ環境保全運動に参加してるウェーイなにーちゃんねーちゃんにそっくりだ。誰もが君らと同じ思考をしていると思うべきではない。
もちろん賛同する人もいるだろうし、行動に参加する人もいるだろう。人数の多寡に関わらず、その行動自体は否定しない。その行動の根っこにある「問題への説得力」に欠けているところが嫌いなのだ。世間に訴えるのであれば、発端である「気に食わない事」を「問題」として捉えられるように説得するのは当然ではなかろうか。
それはお小遣いの額だろうと税金の引き上げだろうと、どのスケールであろうと本質は変わらない。声がデカければ無理が通るなんて考えは糞みたなクレーマーと同一の思考だ。そんなもん唾棄すべきだ。僕が見たいのは「声優が気に食わない」から「あなたにも影響があるんです」の論理展開だ。