な気がする。
「こいつはDQNだ」
「こいつはキモオタだ」
「こいつは腐女子だ」
「こいつは左翼だ」
「こいつは右翼だ」
「こいつは女だ」
「こいつは男だ」
とにかくパッとみて0.8秒以内に嫌悪感を催す=正当化できる=叩いてもオッケーのキューを出すか出さないか決める。
ワンツイート、ワンセンテンス、ワンワード、さもなくばアイコン、背景色、ハンドルネーム、ブログタイトルの「なんとなくの印象」で、その後三日間における地獄の温度を決める。
その場合は、そいつについたコメント(twitterのリプライ欄でもはてブのコメントでもtogetterのコメント欄でもなんでもいい)の流れを見て、
自分の波長とあったらキューを出す。こいつは燃えるに値する人間とみんなが言うから、燃やす。実は「みんな」とはせいぜい二三人のオオカミ少年たちにすぎない。
その二三人とそりが合わない場合は、次なる獲物を待ち受ける。
叩く理由なんてものは、ほんとうのところ、あほみたいにシンプルで類型的で非政治的で非思想的だ。
パッと見の印象がほぼすべてだ。ひと目で勃起するか、萎えるか。
それは恋に落ちる感覚に似ている。
狭いコミュニティで消去法でなし崩し的にセックスへなだれこむような気だるい関係じゃない。
複雑な論理やハイコンテクストな倫理は、おおよそ後づけにすぎない。
そういう欲望があらゆる正義に先立っている。
kvx リアル世界では消防が火消しをするようにネットの世界でも第三者が火元を強制的にアクセス不可にするくらいできてもいい気がする。 炎上の火は、対象となるコンテンツにあ...
第三者によるアクセス制限ができるようになったら悪用するやつが必ず出てくる。 そいつを叩いてるまとめはそのまんまで、そいつを擁護するまとめは徹底的に削除。火に油を注ぐよう...