3.年中募集している
ハロワ検索というWebサービスで過去の求人を調べることができます。
ここで求人票に載っている企業名で検索をかけ、年中求人を募集している場合は、空求人である疑いが強いと判断できます。
今出している求人の「従業員数」と、ハロワ検索で過去の求人の「従業員数」を比較することで、理屈上では離職率を算出できます。
ただ、この「従業員数」の数値が必ずしも信用できるかについては、疑問が残るところもあると思います。
残念ながら、これを応募段階で把握するのはかなり難しいと思います。
以前、労基署から指導があった企業は企業名を公開するべきだという裁判が大阪でありましたが、残念ながら原告側の敗訴となり、企業名は非公開で判決が確定してしまった経緯があります。
仮に就職先でサービス残業があったとしても、未払賃金は過去二年まで遡って請求することが可能です。
ただ、請求するのにも時間やコストがかかってしまうので、サビ残くんというWebサービスで未払の残業代を計算して、請求をしても見返りがある金額であると判断できる場合にのみ未払いぶんを請求するのが現実的な対処法ではないかと思います。