外山恒一の政見放送 [2007/03/25] https://www.youtube.com/watch?v=B0Qa9-KiRUo
リバタリアンな棄権主義 「選挙に行かないやつは政治を語るな」への反論 http://d.hatena.ne.jp/akabeko8/touch/20130925/p1
数度目かの選挙機会だったけれど、どんどん投票しに行くのが馬鹿らしくなってくる。
真面目に考えれば考えるほど、馬鹿らしく思えてくる。
上の二つは、両方とも思想的に偏ってはいるけれど、すごく納得できる内容。
だいたい、投票時点で大局は私のあずかり知らぬところで決まっている。
小選挙区制なんかだと、初めから選択肢自体無いに等しい。仮に入れたい候補者がいたとして、落ちれば死票で欠片の意味も持たない。
一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて) - ポリタス http://politas.jp/articles/213
いとうせいこうは良いことを言っているし、これを信じたいけれど、論理的に何一つ説得力は無いように感じる。
今回の解散に関しては、争点もあってないようなもので、勝てるタイミングだからしたんじゃないのってなもんで。
こんな選挙なら、能動的に投票に行かず、投票率を下げる方が意味あるんじゃないかとも思った。
本当に散々行くか、行くまいかを悩んだけれど、結局行った。
民主主義において選挙というものは、それまでの各人の政治活動の結果発表以上のものでしかない。
選挙までの間に、各人が様々な場面で主張を行ったりする活動によって政治は動いていくもんなんだろう。
ただそんなものは、私の生活から捻出することはできない。私が日々の雑事に追われている間に、やりたい人がやりたいように政治活動をする。そうして、選挙の時には大局が決まる。
後から、そのことにわあわあ言ったってそりゃあどうにもならんだろう。私は私のために時間を使ったんだから(仕方ないとしたって)。
それでも、最後の最後のほんのわずかに意見表出の場が与えられていて、それが投票。
こうして残った僅かな政治参加の機会に参加するか否かは、結局、政治に対する責任感の問題なんだろうと思う。
当たり前の話かもしれない。
選挙権を得る前は、民主主義ってのは、選挙ってのはもっと希望に満ちたもんだと思ってた。
でも何度かの選挙を通して、選挙権ってのは本当に最低限度僅かな僅かなの政治参加の保障でしかないんだと知った。