■「アメリカのプログラマの賃金に関して」に関して

元記事：

http://ssig33.com/text/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%81%AE%E8%B3%83%E9%87%91%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%97%E3%81%A6

シリコンバレーでの話になるが、

• 家族連れが家を借りると月3000ドルかかるのは事実。
• 保険に関しては月50ドルくらいじゃないかな。自分は独身なので30ドルくらい引かれてるはず。いずれにせよそんなに大問題ではない。
• 歯の治療に関しては、2000ドルまで治療費がカバーされたはず。まあここらへんは会社の提供するプランによって千差万別だ。

だが、一番のツッコミのポイントは日米の給与差が400万円とか書いてあること。

これが事実だとすれば、日本のプログラマーは1600万稼いでいることになる。なぜなら、米国のプログラマーは2000万稼いでいるからだ。

家族連れであれば大体10年の業務経験があると思うが、その場合の年収の内訳はだいたいこんな感じ。

• 給与。10年の経験があれば、だいたい14万ドルくらいはもらえる。
• ボーナス。これは査定や会社の業績に応じてもらえるお金。大体給料の10%-15%もらえる。
• RSU。いわゆる持ち株制度。4年間で10万ドル相当の株をもらえるみたいな感じ。例えば入社時の株価が50ドルであれば、毎年500株もらえるわけ。株は市場で売ってもいいし、値上がりを狙ってキープしてもいい。
• ESPP。給与の15%を四半期もしくは半年間プールして、市場価格の15%オフで買う制度。基本的にプール期間の株価で低い方の値段から15%オフになる。

ESPPを含めずに計算しても、

14万ドル * 1.15(ボーナス) + 2万5000ドル(持ち株を直ぐに売却した場合) = 18万6000ドル

現在は1ドル120円だから、まあ2200万ってとこだ。

元記事の日米給与差400万ってのがいかに外してるか分かると思う。米国のソフトウェア開発者はこれくらい稼いでいるから、月3000ドルの家賃も払えるんですよ。

Permalink | 記事への反応(1) | 07:40

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