2014-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20140519120512

これは良い問題提起だと思う。

私の意見は、本当のワタミの内情や実情を知らないので、どちらとも言えず

あくまで第三者立場から言わせてもらうが、ホワイトブラック企業

どちらが良いかという論争はあくまで労働環境しか見ておらず、先行きや将来性を考えていないと思う。

ホワイト企業は絶対に倒産しないと言えるのだろうか。

いくらどれだけホワイト企業であっても、業績が悪ければ倒産する。

倒産すると社員明日から即職なしとなる。

たとえブラック企業だとしても、会社が存続できているのならば

それは良いことだと思う。

よく、会社で得た利益社員還元すべき、という人がいるが、

こういう人は経営というものの何たるかを全く理解していないし、理解する気もないと思う。

当然ながら、ある一定ラインの基準を決めて、それを超えた場合は、超えた分の何%をボーナスとして

支給するだとか、そういった取り組みはあってしかるべきだろう。

だが、会社というのはなかなか大変なもので、いくら銀行お金があって、

どれだけ売上をあげても、毎月どんどん目減りしていくものなのだ

それに今は業績が黒字でも1年後にこの黒字を継続できているかどうかはわからない。

からないどころか、今と同じことをそのまま1年続けているだけでは、確実に業績は落ちる。

そういうものなのです。

から会社利益社員にリターンするだけでは、会社を存続できないので、新たな投資に回すなどの

選択を行っていかないといけないのだ。

そうしていかないと会社倒産してしまう。

倒産してしまえば、社員は路頭に迷う。

そのリスクを考えれば、多少社員に厳しい会社であっても、存続してくれる会社の方が素晴らしい。

それにホワイト企業がいいといっても、果たして働いている人たちはぬるま湯に使ってるだけにすぎないと言える。

会社を船にたとえてみる。

ポセイドン・アドベンチャーという映画があるが、あんな感じで船が転覆したとしよう。

ホワイト企業でぬくぬくと生きている人たちは、そのような事故が起きた時、何をしていいかわからない。

事故防衛手段がないので、責任者に身を委ねて、結果救助を待つだけで、船は水没し海の藻屑となる。

一方、ブラックの荒波にもまれている人たちは、自分達で脱出する手段考える力を備えられている。

自分で考えて自分で行動する、それは普段している業務でも上から厳しく言われていることだ。

そうして、生きる意思をもった人たちは、無事船底へ辿り着き、生を得ることができる。

会社も同じだと思う。

ワタミブラックかそうでないかの議論とはあさっての話になってしまったが、

世の中に必要ものだと思う。

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