よく、とりあえずセックスの経験だけは済ませた人が未経験の人に向かって上から目線で
「セックスなんてつまらない、大したものではない」などと知ったかぶりをして語るのを目にしますが、
例外なく悪いセックスしか経験してない人の言うことなので、軽蔑すべきです。
悪いセックスしか経験できていない己を恥じ、いいセックスを目指すべきなのです。
愛情も快感もないつまらないセックスはもちろん悪いセックスですが、大きな性的快感や興奮を得たとしても、
自分勝手なセックスや、背徳感に溺れることで興奮を高めるセックスは悪いセックスです。
例を挙げましょう。
風俗で童貞を卒業したつもりになっている人が素人童貞として蔑まれるのは当然です。
また相手が素人であっても、「とりあえず女を抱ければいい」「とりあえず男に求められると安心する」というような理由で
不特定多数の相手とセックスをすることでは、いいセックスにはなり得ません。
夫婦間であっても、「セックスをしないとパートナーの機嫌が悪くなるから」「子供を作りたいから」
というだけの理由で義務的にするセックスはいいセックスにはなりません。
お互いが大きな性的快感を得ていたとしても、社会的に許されない間柄(不倫、浮気、未成年など)であったり、
あえてモラルに反することをしてそのスリルを楽しむというったような背徳感に溺れることで興奮を得るセックスは悪いセックスです。
背徳感は麻薬のようなもので、こういった関係は長続きしません。
それはパートナーがお互いの愛情を確認しあい、高め合うための持続可能なセックスです。
これにはお互いの努力が必要不可欠です。自らの性的魅力を高め、相手の魅力を発見し、欠点を認めあうこと。
容姿の衰えは回避できない問題ですが、照明を暗くしたり目隠しをする、特別な下着などを身につけ
「飽きた」「面倒くさい」といった自分の感情とも戦う必要があります。
自分が魅力的になるとともに、相手の魅力に気付ける自分にならなければならないのです。
自分と相手に深く向き合い、どこに魅力を感じどこに感じないのか、理解しあう必要があります。
そして、お互いに興奮し快感を得られるパターンを探求すること。いったんそのパターンが合致すると、
飽きることなく何年でもパートナーとセックスを続けることが出来ます。
これを持続可能なセックス、サステイナブルセックスと名づけました。
それでは今夜も良いセックスを。