2013-05-19

24時間運行する東京は危ない

今朝テレビを見ていて、猪瀬都知事24時間電車バスを動かそうと計画していることを知った。猪瀬都知事や、インテリの一部は、24時間動く都市にして、世界経済の拠点にしたいと考えているようだ。夜も働く人間を生み出し、雇用の確保に繋がるので、よいことづくめのようにみえるけれど、それが「個人の幸せ」に繋がるのだろうか。

夜に睡眠を取らないと人間健康を維持できないことを忘れてはいけない。

人間24時間動けない。睡眠という休息が必要である人間は1個の個体にみえるが、実は60兆の細胞から構成されており、そして細胞たちは生まれ、死に、入れ替わっている。身体の再生必要な成長ホルモンは、22時から2時に活発に分泌される。この時間帯は再生のために休息することがよいのだ。

また、夜だけ活動して太陽光線を浴びないとどうなるのか?骨が弱るのである。骨はカルシウムからできているが、カルシウムの吸収にはビタミンDが必要で、そのためには日光有用だ。食事で足りなければサプリメントで補う?ビタミンDは脂溶性ビタミンで、摂りすぎると悪影響を及ぼすので、服用には注意が必要だ。

猪瀬都知事は、24時間運行によって、不健康になる人間医療費の増加を考慮していない。

または、医療費の増加を上回る利益政府企業が得られれば、それでよいと考えているのかもしれない。

国、都、企業経済的な利益・損失よりも、自分自身の利益・損失に注視したい。

猪瀬都知事東京計画は、「政府企業幸せ」を追求するあまり、「個人の幸せ」をないがしろにしている。

蛇足

お金があっても、健康がなければ、人生を楽しめないとあなたはまだ知らないのかもしれない。

から健康など知ったことではないと、暴飲暴食・不摂生の限りを尽くしているのだろうか。

病気になったとき医療費のうち、どれだけ自分自身で負担するつもりなのか?

十分稼いだので、自費診療しか受けません、社会保険は利用しませんという人だけでしょう、好き勝手に生きてよいのは。

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