2012-09-01

mala氏の心配している未来はもう来ている

 サービスについて、身に覚えのないクレームを頂いた。もちろん会社としては丁寧に対応しながらも、裏ではその人の素性を調べる。そしてその人のblogやらtwitterやらそこら辺が引っかかる。そこら辺を追いかけると「ああ、この人は高木信者なんだな」って認識する。

 この場合高木信者というのは「わずかでもリスクがあれば、それを根拠にどれだけひどい罵倒中傷をしてもいいんだ、そこから考えられる『可能性』と称して憶測で悪事を行っていることにしていいんだ」と考えている人のことである普通に指摘するだけで良い所を、わざと「過剰な悪である」と言うことを前面に押し出しクレームを付けてくる。『セキュリティ』という大義名分を得て自己満足をしたいただのサディストである

……というのは、もちろんその人の言動を見ればみんな薄々気付くわけで、その様子からセキュリティって言うのはクレームのための道具なんだ」と認識されてしまっている。

 そのクレームの中には、それが見当違いであっても、ほぼリスクがないにしても、ちゃんと妥当性のある主張が少しは含まれている。そして、技術者として自分は「こういう心配事がクレームに書かれてますけど、この部分は将来的にはちゃんと意識しないとまずいですよ」と助言をする。しかし「セキュリティにうるさい人はクレーム付けたいだけなんだ」と第一印象を得てしまった非技術者はその助言に耳を傾けてくれない。

 また、まわりがひろみちゅとか言って茶化すことによって、つまりそう言うキャラなんでしょ、みたいな、ネットでの悪い意味での有名人だと認識されてしまっている。これも深刻さを伝えるのにより一層の障害となっている。

 高木先生は悪くない。ただ、高木先生を取り巻く劣化高木先生もどき高木信者の活動や、その周りでおもしろおかしく語る人たちのせいで、本来ちゃんと伝わるはずのセキュリティが伝わりにくくなっている。あるいはネタだと思われてしまっている。そして「ああ、セキュリティ(笑)クレーマー(笑)ね!w」みたいなテンションで物事が解釈されてしまっている。

  • 当の本人は大まじめに理屈を展開してるわけだから 一部の発言や取り巻きだけでその理屈を一蹴する判断をしてしまう時点で指摘を受けた当事者の程度が知れるわけだけど そういう周囲...

  • 取り巻きに担ぎ上げられてるのは信者が悪いのであって高木先生は悪くないみたいな話もあるんだけど ぶっちゃけひろみちゅ自身が信者tweetをいちいちRTしてて相当気持ち悪いっていうか...

  • ちっちゃいベンチャーとかはそういうとこあるだろうね。 でもべつに「心配する未来」でもなんでもなくて、3年くらいで淘汰されるよ。 10年前、脆弱性の指摘と対応が似たような状況...

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