あのなぁ、これのどこが「いい話」なんだよ?
やよいパパはイケメンで優しい理想の父親、理由は知らないがやよいがまだ5歳ぐらいのときにポックリ逝去
これ、「優しいパパが死んだ」のではなく、「死んだ優しいパパ」という便利な搭乗兵器を用意したに過ぎない
極度に理想化された父親像に自分を重ねることで、「父親は敬うべきもの」という価値観を子供に押しつけるための兵器だ
自分は「故人」という絶対無敵の鎧を着込んで、一方的に娘を反撃のできない「愛」で蹂躙して楽しいか?
実際には「感謝されるべき父親」は生きている ここが非常に欺瞞を感じるところ
母子家庭ではあるが経済的に困ってるわけではない、というのも都合がよすぎてなぁ…
まぁ、途中までは父と娘の愛情の表現としてありだと思いましたよ
「パパとけっこんするぅー」なんてのはよくある話でしょう、ええ
でもさぁ、「ママにはないしょだよ」ってお前…明らかに結婚の意味がわかって言ってるよなそれ
悪い意味での「理想の娘」が反映されすぎてゲロ吐きそうになったぞ
父親の穢れた願望、は言いすぎにしても、あまりに話が母親不在すぎてなぁ…
でさぁ、オチは「名前の由来が『春のような優しさ』であることを思い出して覚醒」ってのもねぇ…
結局過去にすがっちゃうんですか、そうですか
唐突に思い出して「ごめんね…すぐに思い出せなくて…」って、そうじゃねえだろ、自立しろよ
父との思い出という枠から一歩も抜け出ないで何が成長だよ、ふざけんな
どこまでも自己の欠如したやよいというキャラクターが、ファザコンパワー爆発で折り紙怪人を倒したって、なんの冗談だよ
やよいは神のごとき父親にあやつられているお人形で、まったく本人の決意が見えてこない
「娘はだまって父に感謝して言うこときけ」ってことだろ?わかってんだよこっちは
あとさぁ、人格形成に幼少期の体験が大いに影響があるといっても、生後5年で人生が決まってしまうというはあまりに救いがないんじゃないか
やよいは愛情をたっぷり受けられた、でも受けられなかった子は…? 一生荒んだ人生を送れ、と?
本来ここでウルフルンが愛の欺瞞性を説くところなんだろうけど、今回ただのサンドバッグだったなぁ…
まぁ、話そのものはそこまで悪くないし、演出もよかったでしょう
でもさぁ、放送直後にTwitterでスタッフが脚本家名指しで持ちあげんのがスゲー気持ち悪いんだよね
ベテラン脚本家だし相当な権力あるんだろうなぁ、ああいやだいやだ
確かに脚本の力って言うより演出の力で良い回になったと思うわ。
極度に理想化された父親像に自分を重ねることで、「父親は敬うべきもの」という価値観を子供に押しつけるための兵器だ 父親を慕って何が悪いんだ 説明出来るもんなら説明してみろ...
プリキュア世代の女の子はまだそこまで理解出来ないでしょ。 精々幼稚園児までだもの むしろ母親がどう思っているのか気になる。 子供の頃は分からなくても、大人になって子供向...