「寝たフリしてるだけだったりして(クスクス」
「いつもお昼どこで食べてるの?」
こんな言葉に心を痛めた経験のない人はオタクを自称してはいけない。
「オタク」という言葉をどんなに浄化しようと、「オタク」はやっぱり罵倒語で
「オタクキモイ」と陰口を叩かれた事がない人間に、オタク面で「オタクでも努力すれば」なんて説教されたら困るのだ。
オタクの多くは、オタク的なアニメや漫画やゲームがたまたま好きな普通の人なんかじゃ全然なくて
物心ついた頃には友達ができない事に悩んでいて、クラスメイトに興味が持てない以前に個々人の区別もつかなくて、教室は居心地が悪くて
休み時間が嫌いで、何をしたらいいかわからなくて、頭の中でお気に入りの漫画のキャラをずうっと動かしてたような、そんな子供が成長しちゃった姿なのだと思う。
先天的な障害を抱えていたのか、生育環境のせいか、本人の努力が足りなかっただけなのか、そんなのはわからないし色々なパターンがあるだろうけど
物心ついた頃には、遅くとも小学校4年までには、コミュニケーションの障害を自覚していて、一般社会が辛すぎるから、居心地のいいオタク文化に傾倒してしまったのだ。
その手の言葉を受けても平然としていたような重症中二病患者(当時)はオタクに入りますか?
なるんじゃない? 中二病こじらすのってたいていオタクだし。