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2008-11-24

天才の描写

ここ最近ミステリと言っていいのかよくわからないけど、推理小説みたいなのをいくつか読んだんだけど、多くの小説でいわゆる「天才」が描写してあるんだよね。基本的に自分は天才じゃないから、天才の描写って難しいと思ったんだけど、どう書けば天才らしく見えるものか考えた。


すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫) 森 博嗣

真賀田四季という天才の女性が出てくるんだけど、いくつもの人格を抱え、常人の思考の及ばない世界にイッちゃってる。「7は孤独な数字」とかパズルのような謎かけの好きなんだけど、思考パターンというか考えている事の世界があまりに違いすぎて、逆に天才ぶりが感じられないような気がした。

犀川創平も設定上は天才なんだと思うんだけど、真賀田四季がすごすぎるので彼女に振り回されている感じで、どうにも天才と言って良いのかわからない。西之園萌絵もさくさく暗算したりしてこれはこれで天才なのかもしれないけど、役回り上犀川より思慮が及んではいけない立ち位置なので、思慮が浅すぎるお嬢様像が前面に出ていて、かわいそうではある。すごい桁数の掛け算とか計算できるのは果たして天才なのかどうか良くわからなかった。天才を描写する際に計算はそんなにいらんかもと思った。比較による「天才」の表現というのはありだと思うのだが、誰をどこまで落すか、誰をどこまで上げるかは難しいとも思った。


文庫姑獲鳥の夏 (講談社文庫) 京極 夏彦
魍魎の匣文庫版 (講談社文庫) 京極 夏彦

本編では、京極堂が天才とは一言も書いてないような気がするけど、逆に「天才」を強く感じさせる京極堂。人の話を聞いただけで全てを見通す。凡人が見えないところが見えている。それを言葉で「天才」と言わずに筆力で感じさせられる。それが京極堂のすごいところだと思う。ただ、願わくばもう少し早く、気づいてる事を言って欲しい。もったいぶりすぎて死人が増えてる。


容疑者Xの献身 (文春文庫) 東野 圭吾

天才石神と天才湯川の会話で、「天才」を感じさせる手法かもと思う。かなり専門的な数学の話を二人の天才がするのだが、数学を知らない人にどう天才ぶりを伝えるのかは難しいと思った。逆に数学を知っている人にこの話が天才に見えているのか興味があるところ。すごいトリックを考える天才とそれを読み解く天才という構造は好敵手同士がお互いを高めあうと言う意味で、天才を描くのには良いのかもしれないと思った。警察がアホなのが必須な条件かも。


クビキリサイクル―青色サヴァン戯言遣い (講談社文庫 西尾維新文庫)西尾 維新
クビシメロマンチスト人間失格零崎人識 (講談社文庫 西尾維新文庫)西尾 維新
クビツリハイスクール戯言遣い弟子 (講談社文庫 西尾維新文庫)西尾 維新
サイコロジカル 上 (講談社文庫 西尾維新文庫)西尾 維新
サイコロジカル 下 (講談社文庫 西尾維新文庫)西尾 維新

いわゆる西尾維新の「戯言シリーズ」。西尾維新名前は知ってたけど、文庫本になっていたので初めて手を出してみた。最初の一冊では「戯言」というのが意味がよくわからない。五冊読んだ頃、ようやく「戯言」の雰囲気がつかめてきた。そういう自分は鈍いのかもしれないと思う。

シリーズを通して、どちらかと言うと「天才」が連呼されているがあまり嫌味が無い。

シリーズを通して「ぼく」の戯言を越えて真実を語る哀川潤に強く「天才」を感じた。哀川潤と比較され、完膚なきまでに毎回「ぼく」は貶められる。その貶めぶりは見ていて清清しいくらいで、気持ちよく哀川潤の「天才」ぶりが引き立つ。だが、哀川潤煽りは基本的に「天才」では無くて「請負人」。

むしろ「天才」と言われる久渚友の天才ぶりは最初の一冊ではあまり伝わってこない。サイコロジカル死体を見て、不気味な笑みを浮かべる久渚に「天才」を感じた。凡人の自分は読み返してやっと言える事だが、この時点で久渚は全てを見通していたんだなとようやくわかる。この「全てを見通した感」が、小説においては一番「天才」を感じさせられるんじゃないかと思った。暗算で多くの桁の計算ができたり、チェスが強かったりするよりもそれは効果的だと思った。

ラノベなんて」という気持ちをみじん切りにして、一気にラノベ信者に転宗させられそうなくらい魅力的なシリーズだと思う。

2007-11-29

俺が今年読んだ本

砂漠

魔王

ラッシュライフ

死神の精度

重力ピエロ

陽気なギャングが地球を回す

森の中の1羽と3匹

グラスホッパー

陽気なギャングの日常と襲撃

チルドレン

クール・キャンデー

イニシエーション・ラブ

煙か土か食い物

水上音楽堂の冒険

黒い仏

プレゼントをあげる

夏と花火と私の死体

古書店アゼリアの死体

女王の百年密室

お父さんは時代小説が大好き

過ぎ行く風はみどり

六枚のとんかつ

GOTH

犬は本よりも電信柱が好き

葉桜の季節に君を想うということ

暗闇の中で子供

鏡の中は日曜日

クビキリサイクル―青色サヴァン戯言遣い

ちびねこ

クビシメロマンチスト人間失格零崎人識

弁護側の証人

牛乳アンタッチャブル

クビツリハイスクール戯言遣いの弟子

零崎双識の人間試験

きみとぼくの壊れた世界

十九、二十

ボトルネック

フリッカー式鏡公彦にうってつけの殺人

エナメルを塗った魂の比重鏡稜子ときせかえ密室

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

猫の地球儀 焔の章

猫の地球儀その2 幽の章

“文学少女”と死にたがりの道化ピエロ

水没ピアノ鏡創士がひきもどす犯罪

向日葵の咲かない夏

“文学少女”と飢え渇く幽霊ゴースト

川の深さは

友情

“文学少女”と繋がれた愚者(フール)

“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)

Twelve Y.O.

亡国のイージス

新本格魔法少女りすか

機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上)

機動戦士ガンダムUC 2 ユニコーンの日(下)

不気味で素朴な囲われた世界

少女には向かない職業


上から下に向かって大雑把に時系列

自分の年齢考えると匿名じゃないと晒せないラインナップだからここで晒してみる

活字の本以外も微妙に入ってる

- 転職ならen
- 派遣ならen
 
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